
女優の吉高由里子(23)が9日、東京・新宿京王プラザホテルで『2012年第36回エランドール賞授賞式・新春パーティー』で杏(25)、高良健吾(24)らと新人賞を受賞。喜びの会見でおなじみとなった“吉高節”で報道陣を沸かせた。
赤のドレスで壇上に上がった吉高は「私をこうして立たしてくれる場所を用意してくれる皆さんがいて、潤してくれる水の役割をしてくれるーー花瓶のような、水のような役割の人たちがいるからーー今私はここに立ってることができるんだと思います」と感謝の言葉。昨年を振り返り「2011年は泣いたり笑ったりとか感情の起伏が激しかったりしました。2012年は観てくださったみなさんの心を揺さぶられるような作品を作っていければなと思います」と今後の活躍を誓った。
囲み会見ではうっかり控え室に忘れてしまったトロフィーを「ある体(てい)でお願いします」とまさかの“エアトロフィー”で報道陣を爆笑させると「(新人賞の受賞は)誰にも言ってないです。(両親にも)自分から言ったことはないです。これを見て『きっと獲ったんだろうな、うちの由里子』はと思うと思います」とマイペースに語った。
電撃結婚した赤西仁(27)と黒木メイサ(23)について聞かれると「そうなんですよ、『横道世之介』の情報解禁とかぶっちゃった」ともらし笑いを誘うと、母になるメイサには「昔の人はそうですからね。うちのおばあちゃんも23ですよ結婚したの」と達観したように語った。「ご自身は?」と聞かれると「まあ、そんなに嗅ぎまわさないでくださいよ」と余裕たっぷりに報道陣を沸かせた。
09年に初めて連続ドラマ出演して以来目標だったという杏は、念願叶い小さなダルマに目を入れると「父(渡辺謙)もエランドール賞を獲っていたこともわかったので、ぜひいつか獲りたいなと思ってました。父には『祝ってくれてもいいよ』って言いました。『親子で受賞だね』って感じで返ってきたので、次会った時に期待してます」と笑顔で語った。
多数の映画に出演し、大人気の高良は受賞の受け「“出来なくて悔しい”という感情が、“なんで出来るはずなのに出来ないんだろう”という悔しさに変化してきました。本当はもっと出来ると思うんですけど、今はこんぐらいしかできなくて…これが今の実力なんだと思うんですけど」と理想のイメージとのギャップに苦悩しながら「自分が役者やってきた中で、今一番自分に期待してますし、ワクワクしてます」と語った。
赤西と共演もある高良はメイサとの結婚について聞かれると「さっき、聞いたっす」と驚きの声。「お父さんになられるそうなんですが?」と続けられると「そうなんですか…」と質問に戸惑い気味。「高良さんはないですね?」と向けられると「ないっす」と苦笑した。













