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元巨人選手を生活保護詐欺の疑いで逮捕 元木大介氏と同期

 福岡県中間市職員らによる生活保護の不正受給事件で、福岡県警捜査2課は19日、詐欺の疑いで新たに同市職員で元プロ野球・読売ジャイアンツの藤崎靖彦容疑者(44)を逮捕した。

 逮捕容疑は2010年から11年にかけ、中間市職員・田中道被告(40)らと共謀し、生活保護を受けていた無職女(65)の世帯に同居実態のないフィリピン国籍の女(44)を編入したほか、10年8月、北九州市に住んでいた無職・千代丸久恵被告(40)が中間市に住んでいるように見せかけ、生活保護計約56万円を不正受給した疑い。

 21日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、県警の話では、藤崎容疑者は「必要な調査をせず、うその結果を報告した」と容疑を認めている。

 藤崎容疑者は福岡・豊国学園高から新日鉄八幡を経て、90年のドラフト会議で、巨人から3位指名を受けて入団。同期には現プロ野球解説者の元木大介内野手(41)らがいたが、1軍での試合出場はなく、わずか2年で退団し、94年に中間市役所に入った。

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