人気アイドルグループ『AKB48』の中塚智美(19、チームA)が20日、都内・秋葉原のAKB48劇場で行われた公演で、同グループを卒業することを発表し、21日未明に自身のブログを更新した。
ブログでは「伝えたいこと」と題し、「今日の劇場公演で、卒業を発表しました。緊張した…。心臓がドキドキしてるのが分かって、余計に緊張しました」と、改めて報告。さらに「卒業のことは、今年に入ってからずっと考えてました」とし、「AKBがどんどん大きくなって、私も同じグループのメンバーなのに、正直、ついていけなくて…。私はここに必要なのかな？ このままでいいのかな？って、悩んだりして」と、苦悩していたことを吐露した。
だが、卒業を発表した現在の心境は「今はなんだかほっとしています」とスッキリしたようで、AKB入りして5年が経過し、6月に20歳になる前に卒業を決意したことを告白。「私にはね、まだ、これ！っていう夢がないんです」と、今後のことは明言しなかったが、「でも、やりたいことは沢山あって。この世界は甘くないって知ってるから、まずはやりたいことをやれるように、自分のために頑張ります」と、前向きにつづった。
中塚は6月8日、日産スタジアムで開票されるAKB48第5回選抜総選挙の立候補を辞退している。
