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夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」

夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」
「“リアル監禁”な撮影現場だった」と三浦貴大(左)と夏菜(右)

 女優・夏菜(23)と俳優・三浦貴大(27)が15日、都内で行われた主演映画『監禁探偵』(監督:及川拓郎/配給:ファントム・フィルム)の舞台あいさつ付き完成披露試写会に登壇した。

 初共演となった夏菜と三浦は「ゲーマーでインドア派」という共通点で意気投合。リアルにマンションの一室で“監禁”されての1週間での過酷な撮影に、夏菜は、「もう縛られたくない」と、悲鳴をあげた。

 大ヒットしたサウンドノベルゲーム『かまいたちの夜』のシナリオを担当した本格ミステリー作家・我孫子武丸が原作を手掛けたコミックを実写化。マンションの一室を舞台に、“殺人現場に遭遇してしまった男”と“囚われた謎の美女”が携帯電話やネット掲示板などを駆使しながら推理を繰り広げる異色の“密室”ミステリー。

 「監禁」と「探偵」という“ナニカ”を期待させるタイトルの映画だが、最初に台本読んだ時の印象を「ちょっとエッチな話なのかなと思ってたんですけど、でもそんなにエッチな話ではなかったので安心しました」(三浦)。「監禁探偵って名前からして、ちょっとそそられるじゃないですか。だから一体どんなものになってしまうんだろうと心配しながら読んでいたところがあった」(夏菜)と、不安を覚えつつ読み進めていった。

夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」

 全て読み終わると、三浦は、「1回目台本を読んだ時には理解できない部分があって、もう1回読み返してみてやっと分かったみたいな、いろんなところに仕掛けがあって、これをほとんど2人芝居で演じるというのは面白そうだなって思ったのが最初でした」と、ワン・シチュエーション的な要素に惹かれていった。

夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」
ゲーマーでインドア派という共通点で意気投合

 夏菜は、「2人の会話劇がすごくスピード感があって、どんでん返しじゃなくて、どんでんどん返しみたいな二転三転するところがあったので、そこにすごく惹かれましたね」と、それぞれ魅力を語った。

 その魅力的なストーリーとは、マンションの一室で刺殺されたひとりの女。その現場で遭遇した男・亮太(三浦貴大)と、謎の美女・アカネ(夏菜)。男は自分を犯人だと疑う女を自室に監禁し、事件の解決を試みるが、そんな男に、「この事件、わたしが解決してあげる」と、女は意外な提案をする。お互いの素性を明かさぬまま“危険な”協力関係を結ぶふたり。事件解決のタイムリミットは、死体が発見されるまでの5時間。“男”は何故、殺人現場にいたのか?“女”の正体とは一体、何なのか?全ての“謎”が解けるまで、この部屋から出られない。

 昨年5月に、わずか1週間ほどで撮影された同作。その間、マンションの一室で“ほぼ監禁状態”だったで、夏菜は、「睡眠時間も毎日2~3時間、寝るか寝ないかぐらいのハードな中で、本当に毎日毎日、密室の同じ場所でやってたので、“リアル監禁探偵”でした。死にそうになりながら長セリフをとにかく言うみたいな感じでした」と、振り返った。

 三浦は、「密室の中だし、動ける場所が少ないってのは、全部、同じ動きになっても面白くないので、難しいですね。役者として限られた空間で動くことはすごく勉強になりました」と、役者として学ぶべきことが多かったと。

夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」
指、アゴ、目、足など全部使って演技したとジェスチャーで示す

 夏菜も、「手錠をされているときは、指だったりアゴだったり目だったり足の先だったり、とりあえず使えるところは全部使ってやりました。縛られているのは疲れますね! もう縛られたくない」と、拘束された状態での演技を工夫したという。

 役作りについては、「意外と素に近かった。ただ、亮太はイライラするので、その時だけはイライラした演技をしていました」と、飄々とする三浦に対して、夏菜は、「頭の良い役で、仮面をかぶりつつも手のひらの上で相手を転がすような小悪魔的な女の子の役だったので、男の人が好きそうな仕草みたいなのはチョイチョイ入れる努力はしてました。ちょっと挑発する時もそうだし、声の使い方もちょっと自分自身よりも微妙に1トーン上にしてたり、細かいことなんですけど気を付けてました」と、表現方法を苦労したという。

 また、“監禁”されているだけに、それなりにサービスショットも満載だが、夏菜は「シャワーシーンがあったり、シャツ1枚であったりとか下着姿…それも全部アカネの頭の計算でやってることでもあるんですけど、そんなにいやらしくないように、ちょっとエロいな、でも女性から見たら健康的だなと思われるラインが一番嬉しいんですけど、劇場で確認していただければと思います」と、アピールしていた。

 舞台あいさつ中も、「しゃべりが苦手」という三浦をリードしつつも、ゲーム好きでインドア派という共通点で意気投合したという2人の仲の良い雰囲気がでていた夏菜は、「亮太とアカネの関係に似ているんですよ。だからいつも尻に敷いてます(笑)」と2人の関係性について話すと、三浦も「そうなんです。手下みたいになってます」と、素直に認めて苦笑いしていた。

 原作は『2』もあるが、続編について問われると、三浦は、「あるんですかねぇ」と、首を傾げる。夏菜は、「私たちは、精神的な監禁もされていたわけで、そこから開放されたら、そもそも『監禁探偵』じゃなくなる。次やるなら監禁探偵じゃなく…」と、言うと、小声で三浦に「何する?」と、聞くと、「ただの『探偵』で」と返答。すると夏菜は、「ただの探偵で。名前を変えても、三浦さんと探偵モノをやりたいなぁと思います」とし、新コンビの探偵シリーズさえ予感させた。

 同作品は6月1日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開

 

夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」
“囚われた謎の美女”役の夏菜
夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」
“殺人現場に遭遇してしまった男”役の三浦貴大


夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」
「三浦さんをいつも尻に敷いてます」と夏菜
夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」
「(夏菜の)手下みたいになってます」と、三浦もノル


夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」
「もう縛られたくない」とコリゴリの夏菜
夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」
「限られた空間で動くことはすごく勉強になった」と三浦


夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」
「三浦さんと探偵モノをやりたいなぁ」と、夏菜
夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」
タイトルはいろいろ想像するが、2人芝居が基本な“密室”劇


夏菜&三浦貴大、ゲーマーでインドア派で意気投合!リアルな監禁撮影に「もう縛られたくない」
夏菜の足元


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