人気ダンス&ボーカルユニット『EXILE』のMATSU(38)、USA(36)、MAKIDAI(37)、TETSUYA(32)が9日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開かれた『ダイハツ プレゼンツ マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー』ジャパンプレミアの観劇を終え、囲み会見を開いた。
公演は完璧にタイミングまで合わせたダンスや、目を引く空中パフォーマンス。マイケル・ジャクソンさんの映像と音声に合わせたシルクらしい解釈の演出が盛りだくさん。最後は会場がダンスフロアーになったかのような、一体感と熱気を感じるステージとなっている。
EXILEは同公演のスペシャルサポーターを務めており、レッドカーペットイベントも闊歩するなど、華を添えたが、終演後の囲み会見では、全員感動したそうで、「素晴らしいパフォーマンスだった」と、口をそろえる。
TETSUYAは、「同じステージに立つ人間としてこの作り込みの大変さだったりとか、すごい練習量をしたんだろうなといろんなことを感じられた。マイケル・ジャクソンさんの魂を感じたし、全員に拍手を送りたい」と、自身の目線で凄さを語ることも。
印象に残ったパフォーマンスについて、MATSUは「『ビリー・ジーン』の真っ暗な中で光る演出は斬新だなと思って見ててワクワクしました。『ヒューマン・ネイチャー』の演出も好きで、天使のような声とマッチングしていて癒やされましたね」。
「『ブラック・オア・ホワイト』で世界各国の国旗が出てきていろんな世界のダンスが見られて、愛があふれる平和の世界が胸に届きました。片足のダンサーも信じられないくらいのブレイクダンスでしたね」(USA)
「『ビート・イット』。夢のある世界観とか、別世界に連れてってくれたなという感じでした。楽器それぞれの奏でるメロディーも斬新な印象で、いい意味で高め合ってる」(MAKIDAI)
「どの楽曲というわけではなく、とにかくみなさんダンスが上手。ポールダンスで危ない!危ない!というところとか、僕の心に刺さりました。フライングの演出とか、僕も舞台でフライングをやらせていただいたんですけど、ものすごい華麗に待っているように見えて筋肉がよじれるくらい疲れるので感動しました。自分の体って進化するんじゃないかなという可能性を見ました」(TETSUYA)
どんな人達に見てほしいかについては、世代を問わず「より多くの方に」というメンバーら。とくにUSAは「心が自由になる感覚があって、日頃のことが消えていくような、喜びの時も、悲しい時も、ずっと心の中にいるとマイケルからささやかれているような気がして、勇気とかをもらえた」と、オススメ。本公演を通して、TETSUYAは、「愛と平和を感じました。最後は全員立って拍手を送っていてマイケルへの思いという、事実が目の前にあった」と、受け止めたことを語っていた。
また、レッドカーペットでMAKIDAIは「参考になることが多いのでは」と語っていたが、EXILEに取り入れたい演出を尋ねられると、「世界観だったり映像だったりフライングだったり、楽曲にマッチしていた。具体的にというのではなく、全体な世界観を作っていくというのが面白いなと感じれたのがあります。観させていただいた演出の世界観・空気感をEXILE流にできたら」と、新たな手応えを感じているようだった。
最後にメンバーから、本公演のPRをしてもらうと、MATSUは「バブルスは必見です!」といえば、USAは「僕自身も心が開放されて元気になったので、みなさんも心を開放していい時間をすごしてもらえれば」とメッセージを。寄せていた。
■『マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー』日本公演
5月9~12日全6公演:さいたまスーパーアリーナ
5月16~19日全6公演:横浜アリーナ
5月23~26日全6公演:名古屋・日本ガイシホール
5月30日~6月2日全6公演:マリンメッセ福岡
6月6~16日全12公演:大阪城ホール