俳優・山﨑賢人（19）と“ハニエル”こと音楽ユニット『Honey L Days（ハニー・エル・デイズ）』のMITSUAKIとKYOHEIが14日、東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場前で主演映画『L♡DK』（監督：川村泰祐／配給：東映）公開記念イベントを開催した。
雑誌『別冊フレンド』（講談社）で2009年2月から連載されている人気同名漫画が原作。『L♡DK』とは“ラブ同居”の略で、とある事情から“秘密”の同居をすることになってしまった高校生の恋愛模様を描く。直球な性格ながらも恋には奥手な主人公・西森葵役を女優・剛力彩芽（21）が、その相手役で学校一のイケメン・ツンデレ王子の久我山柊聖役を山﨑が演じることとなる。
同日2回開かれ制服姿で現れた山﨑。まずは、『Honey L Days』は宣伝大使に就任し、『L♡DK』を全国各地に届ける活動をすることとなり、本作の主題歌『君色デイズ』や、『まなざし』、新曲の『涙のように好きと言えたら』と3曲を熱唱。本作を観てから作詞したという『君色デイズ』についてKYOHEIは、「映画の最後の方に『ずっと笑い合っていたい』というセリフが出てくるんですけど、それをイメージさせながら、2人のシチュエーションをン考えながら、たまに葵の気持ちだったり、柊聖の気持ちになってました」と、思いを明かし、山﨑は、「撮影期間の同居の葵を思い出しました」と、聴き入る様子も。
柊聖を演じてみて、「“学校一のイケメンツンデレ王子”という肩書で最初はプレッシャーがありました」と、思いを吐露。しかし、川村監督からの「18歳の普通の高校生なんだよ」と言われたことがきっかけで「やっぱり恋愛とかって、そういう気持ちが大事じゃないですか。ですから、18歳の1人の男として素直に演じましたね」と、入り込むことができたという。
ラブストーリーの主人公になるのは映画『ジンクス!!!』以来2度目となるが、「『ジンクス!!!』から恋愛映画を観て好きになりましたね。なんとも言えない恋愛映画ならではな、もどかしさがいいですね」という山﨑。
「楽しかったです」という撮影で、ヒロインの剛力へは、「剛力さんは本当に現場で明るくて元気で、剛力さんがいるだけで明るく楽しくなったすごい人です」と、和やかな雰囲気だった様子を伺わせる一幕も。
本作の山﨑について、KYOHEIから「無茶苦茶ナチュラルでしたね。構えてない」と、感心していたそうで、KYOHEIが続けて、「試写会で隣にエイベックスの40代の人がいて、終わった後に、目を見合わせてニンマリしましたね。キュンとしたとういうか、それが『L♡DK』にはある。剛力さんとの距離感が最初から最後まで絶妙なんですよ」と、高評価だった。
もし、映画のように、いきなり同居という展開になったとしたら山﨑は、「ドキドキして嫌ですね。無理かもしれないです」とはにかみつつ、自身の学生時代の話題となると、「制服来て、放課後に手をつないで帰ったりとか普通のことをしたかったですね。電車でしたけど、通信制の学校だったので、たまに学校にいるという感じだったので」と、遠い目をすることも。
さらに、“ラブ同居”にちなみ“ラブ○○”なことを問われた山﨑は、「ギターはまってます。3年前に出演した作品でギターの青年役をやって、最近弾くようになって、暇な時はじゃんじゃか弾くようになってます」と、プライベートをチラリと明かしていた。
また、10日後に迫ったクリスマスについても質問が。山﨑が、保育園の年長のときに、親がサンタをしていることを知ってしまったエピソードを披露しつつ、今年のクリスマスについては、「仕事です！そして……、仕事ですね（苦笑）。終わってクリスマスパーティーとかクリスマスを感じられたらいいですね」と、笑みを見せていた。
イベントではほかに、じゃんけんを勝ち抜いた3人限定で、山﨑が柊聖になりきり、「一生俺に奉仕しな」、「俺、アンタの困った顔見んの好きかも」、「ずっとそばにいろよ」のセリフを目の前で言ってもらえるといった豪華抽選や、壁に女性を追い詰めながら「隙見せるなよ、他の奴には」という胸キュンもののセリフを生披露することとなり、女性の観客から「キャー！！！」といった黄色い声や拍手が飛び交うなど盛り上がることとなった。
映画『L♡DK』は2014年4月12日より全国ロードショー！
