NO IMAGE

松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」

松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」
『藁の楯』プレミア試写会

 女優の松嶋菜々子(39)が22日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『藁の楯(わらのたて)』(監督:三池崇史/配給:ワーナー・ブラザース映画)プレミア試写会に俳優の大沢たかお(45)、藤原竜也(30)、岸谷五朗(48)、永山絢斗(24)、三池崇史監督(52)と登場した。

 10億円という破格の“殺害懸賞金”を掛けられた凶悪犯を守り、遠く九州から東京まで移送することができるか。作家の木内一裕の同名の原作がに壮大なスケールで展開される。凶悪犯を護るSPを演じた大沢は客席から登場すると「今日はプレミア試写会ということでプレミアなメンバーをそろえました」と会場を沸かせた。

松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」
『藁の楯』プレミア試写会

 台湾の新幹線、完成前の高速道路を貸切行われた撮影に、大沢は「実際の高速道路を封鎖して、ものすごい数のパトカーを使ってやったので、邦画では経験したことのないスケール感。やってるほうもドキドキワクワクでした」と笑顔。松嶋は「お話は緊迫してましたけど、現場はいたって穏やかに進んでいました」と微笑みながらあいさつした。三池監督から「松嶋さんはきゅうりの皮をむいてました」と言われると、松嶋は「差し入れできゅうりの一本漬けを百何十本か作りました。みなさん汗をかくので体調を崩さないように」とニッコリ。大沢は「僕には回ってこなかったですけど」と苦笑交じりに語った。

 莫大な懸賞金をかけられ、日本中から命を狙われる殺人犯を演じた藤原は「僕はずっと手錠をかけられてフードをかぶせられていました。拘束されながら暑いひと夏を過ごしましたけど、楽しかったですよ」と苦笑。三池監督は「たぶん新幹線にNGを出したのは初めてだったんじゃないですか。もう一回入ってもらった」と舞台裏を振り返った。

 女性SPを熱演した松嶋に大沢は「ほぼ男性にしか見えなかった。女性として気をつかわなきゃというのを一切見せずに堂々と同じ位置で渡り歩いている感じだったので、頼もしかったし素晴らしい役者さんだなあと改めて思いました」と大絶賛。松嶋は「最高の褒め言葉だと思います。男性に見えるように努力しました」と凛として語った。

 同作が第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門へ公式に選出されることに、大沢は「驚いたっていうのが最初の気持ち。世界の人にも日本のみなさまと同じように楽しんでもらいたい。一所懸命撮った作品なのでどういう評価が下るのか目の当たりにしたい」と感無量。そして「この作品、漢字が難しいのでよく『なんとかのなんとか』と言われたりするので、みなさん気に入ってもらえたら何かしゃべる前に『藁の楯』と言ってもらえたら」とユーモアで締めくくった。

 4月26日新宿ピカデリーほか全国ロードショー!

松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」

松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」

松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」
松嶋菜々子
松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」
大沢たかお
松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」
藤原竜也
松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」
岸谷五朗
松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」
永山絢斗
松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」
三池崇史監督
松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」
『藁の楯』プレミア試写会
松嶋菜々子、SP役熱演に「ほぼ男性にしか見えなかった」
『藁の楯』プレミア試写会
広告