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天下一品 下水道使用料金過少申告に謝罪!約1億5770万円を不正に免れる

  • 2013年4月20日
  • 2022年10月22日
  • SOCIETY

 こってりしたラーメンで知られる『天下一品』の株式会社天一食品商事が工場の下水道使用量を過少申告していたことについて19日付の同社ホームページを通じて謝罪した。

 代表取締役・木村勉氏の署名入りで掲載されており、「本日、弊社は、工場の下水道使用量について、大津市より過少申告に関する通達を受けました」と発表。

 この対応について、「弊社は、この事態を重く受け止め、通達で示された過去の下水道使用料差額分等を速やかにお支払いいたしますとともに、今後、大津市からの御指示に誠実に対応してまいる所存でございます。大津市民の皆様、お客様はじめ関係各位に多大なる御迷惑と御心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。今後、二度とこのような事が起こらないよう、従業員教育や管理体制の強化に努め、再発防止に全社を挙げて取り組んでまいります」としている。

 20日付のスポーツ報知、東京中日スポーツでは、下水道料約1億5770万円を不正に免れていたといい、過料処分として、市は条例に基づき、使用料の2倍の額を加算した計約4億7000万円の支払いを同社に求めるとしている。

 市によると、2009年4月から13年1月までの約36万立方メートルの下水道使用料を支払っていなかったという。08年、スープなどをつくる工場で必要な水を確保するため、新たに井戸を設置。翌年から使用し排水を下水道に流したが、市に報告していなかった。

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