元プロビーチバレーボールプレイヤー・浅尾美和（27）、サッカー女子“なでしこジャパン”日本代表監督の佐々木則夫（54）フェンシング男子フルーレオリンピックのメダリスト・太田雄貴（27）、女子マラソンの福士加代子、元マラソンランナーで解説者の増田明美（49）が21日、東京・東京ビッグサイトで行われている「東京マラソンEXPO2013」のadidas Japanブースにおいて行われた新素材を使った新ランニングシューズ発表会に出席した。
アディダスより発売される新ランニングシューズ『energy boost（エナジーブースト）』は、圧倒的な衝撃吸収と反発力という2つの相反する機能を兼ね備えた新素材「BOOSTフォーム」を初めて採用し、「アスファルトの上を走っていても、陸上競技のトラックを走っている感覚」だという。2月27日に世界同時発売する。
太田、福士、浅尾、佐々木監督の4人は、『energy boost（エナジーブースト）』を履いて登場。その履き心地について福士は、「走っていてムリがない感じ。クッションが良くて、かかとの安定性が気持ちいい。癖が上手に体重移動で軽減させてくれる。これからのトレーニングで使ってみたい」と、これまでのシューズとの違いを語った。
佐々木監督は、「選手たちはスパイクでもトレーニングするので、アップシューズを使って、身体的なスタミナをつけるトレーニングが多くなる」と、監督の立場から語ると、個人としては、「僕も太り気味なんでスリムになることお約束します。妻とファミリーランニングしてみたい」と、宣言した。
また、3月に行われる「アルガルベカップ2013」にむけて、「ハードでヘビーな戦いになるのでチャレンジしていただきたい。数人の選手しか対応していない。さらにヘビーなトレーニングして成長してほしい」と、選手たちのレベルアップを促した。
浅尾は、「クッションが良くて反発が返ってくる。引退して運動量が少なくなってるので、運動不足にならないように私もランニングしたい」と言うと、誰と一緒に履きたいか問われ、「3月に暖かいところに家族で行くので、みんなで履きたいです」と、笑顔で話していた。
太田は、「初のフルマラソンを走った時に、浅尾美和選手にタイムで10分負けているので、このシューズを履けば勝てる」というと、浅尾から、「私も履くから差は縮まらない」と、即ツッコまれて苦笑いを浮かべた。
増田は、「ハーフマラソンにゲストランナーとして走ることがあるんですけど、後半5キロがつらい。これを履けば、バネとなって助けてくれる。走ることに疲れてしまった、飽きたなという人は新しい感覚を得ることできる」と、元マラソン選手ならではのコメントでしめた。
