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『R-1ぐらんぷり2013』スギちゃん、キンタロー。ともにブロック戦で散る!優勝は三浦マイルド

 ピンNo.1芸人を決める東洋水産PRESENTS『R-1ぐらんぷり2013』が12日、都内・台場のフジテレビで行われ、三浦マイルド(35)が優勝し、賞金500万円を手にした。

 プロ、アマ問わず過去最大の3684名がエントリーが今回は、12人が決勝に進出。まず4人ずつ3ブロックに分かれて初戦が行われ、Cブロックでは前年準優勝のスギちゃん(39)と、前田敦子のモノマネでブレーク中のキンタロー。(31)が激突した。

 キンタロー。は『AKB48』の衣装で登場し、胸に手を当てて得意の前田敦子のみならず、大島優子や高橋みなみといった『AKB48』メンバーや、観客席から見つめていた芹那などのモノマネを披露。「フライングゲット」をBGMにキレのいいダンスを見せ、最後は「公認」と書かれた題字を見せ、「フライングゲット!」とポーズを決めた。

 スギちゃんはいつもの上下デニム姿で登場し、のっけから「フライングワイルド!」と、キンタロー。のネタをパクる場面も。ワイルドネタが書かれた紙を読み上げ、ウケたら「まだいけるぜぇ」の箱に入れ、反応がイマイチだったら「ボツだぜぇ」の箱に入れて、場内の笑いを誘っていた。

 だが、Cブロックを勝ち抜いたのは、太田光、千原ジュニアなど芸人の特徴を見事に捉え、モノマネアンドロイドのネタを見せたアンドーひであき。敗れた2人に、審査員の板尾創路(49)が、「2人は付き合ったらいいんじゃないですか?」と、まさかの提案を。これにスギちゃんが、キンタロー。の肩を抱き、まんざらでもなさそうな素振りを見せたが、「(大会前は)2人が闘うとか言われてたのに、(こんな結果になって)恥ずかしいね」と、なぐさめあっていた。

 三浦マイルド、ヒューマン中村(29)、アンドーひであきで争われたファイナルステージは、お金をせびるなどだらしない道路交通警備員の先輩・西岡さんをネタにした三浦が、観客を爆笑の渦に。桂文枝(69)ら審査員7人全員が三浦に投票し、ぶっちぎりで優勝を決めた。

 初戦でも、地元の広島弁をとことんガラが悪いようにアレンジし、笑いをとっていた三浦は、ヒューマン中村と抱き合い、喜びを分かち合う。そして、「ずっとアルバイトしながら芸人やってる状態で、嘘みたい。夢みたいです。応援してくれた皆さんと支えてくれた後輩たち、先輩たち皆さんのおかげです」と、目を潤ませ、感謝。さらに「もし西岡さんが僕の前に来たら、5万あげます!」と、ファイナルステージのネタをぶり返し、最後まで芸人らしく笑いをとった。

 同大会の模様は午後7時よりフジテレビ系列で生放送され、司会は『雨上がり決死隊』と同局の加藤綾子アナウンサー(27)が務めた。

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