人気アイドルグループ『AKB48』が1月27日、TOKYO DOME CITY HALLで楽曲の総選挙『リクエストアワー セットリストベスト100』の最終日公演を開催し25~1位までが発表された。
『AKB48』、『SKE48』、『SDN48』、『NMB48』、『HKT48』のシングル楽曲および公演楽曲536曲からリクエストするものでこの日までに75曲が発表され、人気と思われた曲が意外な順位となるなど、波乱の展開となっていた。
12日付のスポーツ報知、日刊スポーツ、デイリースポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン各紙が報じており、1位となる『走れ!ペンギン』が発表されると会場内は沸き返った。
それもそのはずで2連覇中だった『ヘビーローテション』が4位に転落するという事態に一体何が1位なのかと思惑が錯綜する中での『走れ!ペンギン』。昨年10月に解散したチーム4初のオリジナル曲で“ぽんこつエース”と呼ばれる“ぱるる”島崎遥香(18、チームB)らが所属。6回目を迎えた同イベントで、シングル発売曲以外が1位になったのは初の快挙という。
ぱるるや“みなるん”大場美奈(20、チームB)、“はるぅ”島田晴香(20、チームK)といったペンギン姿の元チーム4のメンバーが次々と登場し、笑顔みがこぼれた。ぱるるは「みんな~久しぶり!みなさんのおかげで、このメンバーで歌うことができました。みんなと歌って踊ることはできないと思っていたので、すごくうれしいです」と、感無量で、はるぅは「投票してくださったみなさん、ありがとうございました」と言い号泣する一幕もあったという。最後は、ファンは「チーム4!」コールで応えていたという。
しめくくりとして総監督の“たかみな”高橋みなみ(21、チームA)も「今年もヘビロテが1位かと思っていたからビックリ。やっぱり1年間の出来事、物語が順位に反映されるんだな」と感心していた。
さらに、場内ではAKB48各グループの支配人職の新人事に対するファンによる新任決議投票の結果も公表され、『AKB48』グループ総支配人の戸賀崎智信氏をはじめ『SKE48』『NMB48』『HKT48』の各劇場支配人は信任となったが、AKB48湯浅洋新劇場支配人のみ不信任となりなり、AKB48劇場支配人を戸賀崎支配人が兼任し、湯浅支配人は劇場支配人研究生として活動していくとしている。
また、6月に東京・日産スタジアムで『AKB48スーパーフェスティバル(仮)』が開催されることも発表され、同所では女性アーティスト初の単独コンサートとなるという。
■25~1位まで
Overture
25位:プラスティックの唇
24位:純情主義
23位:初日
22位:思い出以上
21位:北川謙二
20位:アボガドじゃね~し…
19位:ハート型ウイルス
18位:孤独なランナー
17位:君のことが好きだから
16位:UZA
15位:枯葉のステーション
14位:ギンガムチェック
13位:狼とプライド
12位:ファースト・ラビット
11位:重力シンパシー
10位:泣きながら微笑んで
9位:夢の河
8位:夜風の仕業
7位:チームB推し
6位:愛しきナターシャ
5位:虫のバラード
4位:ヘビーローテーション
3位:上からマリコ
2位:奇跡は間に合わない
1位:走れ!ペンギン
アンコール1:Waiting room
アンコール2:So long!
アンコール3:真夏のSounds good!