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中村勘三郎さん本葬前にゆかりの地を巡る…旭日中綬章を授章へ

 5日に急性呼吸窮迫症候群のため亡くなった歌舞伎俳優・中村勘三郎さん(享年57)の27日に築地本願寺で営まれる本葬の詳細が分かった。

 遺骨は同日朝に自宅を出発し、平成中村座の最初の公演があった浅草・隅田公園、松竹本社、新橋演舞場、そして歌舞伎座をへて築地本願寺に到着するという。

 22日付のスポーツニッポン、デイリースポーツ、東京中日スポーツ、日刊スポーツ各紙が報じており、歌舞伎座は工事中だが、長男・勘九郎、次男・七之助ら遺族は遺骨、遺影などを持ち、正面玄関から入り、勘三郎さんの魂とともに歌舞伎座の中を見て回るという。

 葬儀委員には、長嶋茂雄氏、海部俊樹元首相、江川卓氏、青木功、大竹しのぶ、野田秀樹ら11人が務めるという。

また、この日、文化庁は勘三郎さんに旭日中綬章を授章することを発表。長野・松本市も松本市名誉市民の称号を贈るとしている。

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