ニッポン放送の垣花正アナウンサー（40）が18日、都内の有楽町駅前広場で同局の男性アナウンサーとしては初の“一日警察署長”に就任し『ストップ！飲酒運転キャンペーン』トークショーを箱崎みどりアナウンサー（26）、若手演歌歌手の山内惠介（29）と行った。
07年からニッポン放送が文化放送とともに取り組んでいる飲酒運転撲滅のためのキャンペーンの一環として行われた同イベント。垣花が登場すると集まった熟年ファンからは「カッキー！」「ハッピー！」という黄色い声援が飛び交った。
ドライバーにとって身近な存在であるラジオを通じて一貫して飲酒運転の撲滅を呼びかけてきた垣花だが、本人曰くお酒は大好き。ゲストとして登場した山内に「ケイちゃんは酒豪ですからね」と一緒に飲んだエピソードを明かしながら「高いワインを注文しやがって、思わず酔ったふりをして会計を割り勘にしようかと思った。ご存知かもしれませんがキツイキツイ嫁が週に1000円しかお小遣いをくれない」と人気アナウンサーらしく鍛えられた軽快なトークで会場を沸かせた。
イベントでは山内がピーポくんと手をつなぎながら持ち歌の『涙くれないか』を披露し、和やかな空気のうちに終わるかと思いきや、垣花は「最近一日署長に就任したタレントさんは遠藤久美子さん、テゴマス…なんで俺なの？」と苦笑いで、笑いを誘いながらも「来年も機会があればぜひよろしくお願いします」と楽しんでいた。
“一日署長”の感想を聞かれると「本当に身が引き締まる思い」と答えながら「警察の方がいっぱいいるだけで緊張しちゃう。やましいことはいろいろありますよ」とユーモアを交えながらコメント。沖縄県・宮古島の出身の垣花は「みんな車移動の宮古島でも飲酒運転は島全体の問題。母が“飲酒運転をするなら離婚する”を口をすっぱく言っていたのが僕にも刷り込まれている。自分としても実際に守ってきました」と振り返った。
最後に「ラジオはハンドルを握りながら聞いている機会が多い。ふと魔が差してしまいそうな時にストッパーになれるように、“飲んだら運転をしない”と呼びかけたいです」と固く誓った。
