タレントの石田純一(58)とその義父で元プロ野球選手、WBC日本代表コーチの東尾修(62)が20日、都内で『JU あのひと of the Year 2012』授賞式に登場した。
中古自動車販売の認定制度「中古自動車販売士」を進める社団法人JUが今年から開催する同賞の、栄えある1回目の受賞者となった石田。先日生まれた待望の第一子である男の子・理汰郎くんが生まれたばかりだが、“おじいちゃん”になった東尾は「物心ついたら東京ドームへドライブへ行きたい。ドームの野球博物館へ連れて行ってレリーフを見せたい」とニンマリ。
娘の理子が石田と結婚するまでは思うところがあったようだが、「(石田は)みんなに優しすぎますね。こういう関係になる前はただのスケベ男だと思ってた」と会場を沸かせた。理汰郎くんが生まれてからは「東京にいる時は毎日欠かさず来てもらってます」と石田が明かすと、東尾は「孫ができた、というのはこの年になると周りから話しを聞くんですが、見て初めて、実感がじわっとくるものがある」とデレデレの様子。
「ここのところ1週間(孫と)会っていないから顔が変わってるかな。そのうち石田家の合鍵をもらわないと」と頬を緩ませる東尾。報道陣から「初めてだっこした感想は?」と聞かれると「ちょっと言葉では上手く言えない。肩に力が入るのが分かりました。初登板より緊張した」と笑った。現在では石田とすっかり打ち解けたようで、「(石田は)30代のお父さんみたいにあやしてる。僕は『いい年なんだから』と見てて恥ずかしいです」と憎まれ口をききながらも仲よさげだった。
理汰郎くんの顔が東尾に似ているという話題になると、東尾は「自分では自分の顔がわからない」ととぼけるも、石田からは「目と鼻がそっくり」と指摘。報道陣が「キャッチボールもしたい?」と聞くと「(石田が)いない間にこっそり。柔らかいボールでやりたい」としみじみ語った。「石田さんがバッターボックスに入ったら当てる?」と質問されると、東尾は「初めて会った時はそういう気持ちだったけど、今は(孫が)成人するまで20年頑張ってもらわないと。生命保険にも入って」と激励。理子が出産した際には病院の廊下でがっちりと握手したということで、石田が「我々は無言で握手しました」と明かすと、「そういうこと言うなよ」と照れ笑いのおじいちゃんだった。