歌手の木村カエラ(28)が20日、都内のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで映画『フランケンウィニー』(監督:ティム・バートン/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)の公開を記念した“ドンピカリガッシャン”クリスマスツリー点灯式にお笑いコンビハリセンボンの箕輪はるか(32)と近藤春菜(29)と登場した。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』や『アリス・イン・ワンダーランド』など数々の名作を世に送り出したティム・バートン監督が新たに手がけた同作は白黒3Dのストップモーションアニメ作品。愛犬・スパーキーを“禁断の実験”で蘇らせた少年ヴィクターだったが、自分が死んでいると気づかずに無邪気に遊ぶ“フラン犬”の存在がクラスメイトにバレてしまってさあ大変。小さな街に大事件が起こる…という物語。
白と黒のもノートンのスタイルで登場したカエラだが、そっくり同じ格好でハリセンボンのふたりも登場。近藤も箕輪も「こんばんは木村カエラです」とあいさつするとカエラも報道陣も爆笑。箕輪は「見分けがつかないんじゃないかと心配」と自信満々で語り、近藤からは「カッパみたい」と嘲笑されていた。
1コマ1コマ、パペットを動かし2年の月日をかけて完成した同作についてカエラは「キャラクターたちが本当にかわいらしくて、白黒なんですけど、観終わった後はカラフルになる映画」とうっとり。吹替版の声優として出演するハリセンボンのふたりは「先生役で、悲鳴を出す場面があって“女”の部分が出てしまった」(近藤)「生徒役で、怖がる演技をしました。怖がった経験よりも怖がられることが多かったので新鮮でした」(箕輪)とそれぞれ語り、笑いを誘っていた。
同作のインスパイアソング『WONDER Volt(ワンダーボルト)』を書き下ろしたカエラは「みんなスパーキーを好きになってくれたらいいなと、ビクターの気持ちになって作詞、音作りをしました」と語るとカエラ姿の小さな聖歌隊が登場。6人のカエラで『ワンダーボルト』を合唱し、明るい歌声を響かせた。かわいらしい子供たちが自身の歌を歌うサプライズに、カエラは「たまらないですね」と喜んだ。
『フランケンウィニー』仕様のクリスマスツリーを点灯。雷鳴と共に灯されたツリーにカエラは「かわいいですね。イナズマがてっぺんにあるのがとってもかわいい」と笑顔。「寂しい物語なのかなと思いきや、観ると希望や楽しさやいろんなものがつまっている物語。ぜひ家族や恋人と観てください」とカエラがアピールすると、箕輪も「観たら蘇ります。歯の神経も蘇る」と笑顔で語った。
『フランケンウィニー』は12月15日より全国公開!