タレント・仁科仁美(28)が11日、都内で行われた『第1回ゴールデン・バード賞授賞式』に出席。女優・水崎綾女(23)、俳優・塩谷瞬(30)らとともに同賞を受賞した。
日本メディア協議会の企画・運営のもと、同授賞式を開催。昨年3月11日に発生した東日本大震災以降、震災復興に協力した方々に感謝の意味を込め、ゴールデン・バード賞が設立され、1年を通してメディアを通じて、元気・勇気を与えた人に同賞が贈られた。
同賞を受賞した姫井由美子参議院議員(53)は、07年に参議院通常選挙で初当選したが、翌年不倫スキャンダルを起こしたことを振り返り、「私自身至らないところがありまして、マスコミ等叩かれてまいりましたけど、私を信じてくれている支援者や仲間のためにめげないで、負けないで頑張り続けてまいりました」とコメント。所属党も民主党から国民の生活が第一に変わったが、「小沢一郎代表とともに日本を明るく元気にするために頑張りたいと思います」と意気込んだ。
スポーツ部門では、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也名誉監督(77)が受賞したが、欠席のため、妻でタレントの野村沙知代(80)が代理。「夫はなんて言うかわかりませんけど、夫にとって大変光栄なことだと思います」と、短く挨拶した。
モデル・冨永愛(30)と料理研究家・園山真希絵(34)との二股騒動で世間を騒がせた塩谷だが、被災地でいち早く復興支援を行った功績が認められ、受賞。来年に主演映画『バナナとグローブとジンベイザメ』も公開され、つい先日まで、こちらも来年公開となる映画『歌舞伎町ハイスクール』を撮影していたとのことで、「その映画でもアクションとか、新しい挑戦をさせていただいている。役者という職業は、自分の自信のつながるように一つ一つ試練をいただいていることを実感しています。皆さんの一つ一つの魂を受け取って、たくさんの人に伝えていけたら」と、真摯に語った。
また、「一人一人が必死に生きていた。自分たちが行かなければ見えなかったことがあったので、自分が一生懸命生きる原動力になっている」と、復興支援で被災地を訪れたことを振り返っていた。
仁科と水崎は囲みに応じ、それぞれ受賞を喜ぶ。5歳のときに阪神・淡路大震災を経験し、4年間仮設住宅に住み、1年間避難所で生活していたという水崎は、「今年は一つ一つの仕事を大切にしてきたので、それが実ったのかな。主演映画も来年2本公開されるので、ぜひ見てください」と、ちゃっかり自身が主演を務める『ユダ-Judas-』を宣伝していた。
東日本大震災直後、母親の仁科亜季子(59)と共演したACジャパンのCMが頻繁に流れたことについて、仁科は「チャンネル変えるたびに『ああ、自分がいる』って(笑)」と笑わせる。
今回の受賞について、兄の仁科克基(30)は、「『フーン、よかったんじゃん』と言うと思う」と反応を予想したが、克基が先月、女優・多岐川華子(24)と離婚したことについて聞かれると、「まあ、そうですね。そのへんは…どうなんでしょうね？ 家族ですから知ってることもありつつ、あれそうなの？っていう驚きもありつつ」と、慎重に言葉を選ぶ。そして、「兄の人生なので、新しい人生を楽しく生きてくれれば」とエールを送った。
「華子さんと仲いいんでしょ？」という質問には、「まあね、そうですね。それはどうなんでしょうね？」と、含みを持たせる返答。自身の恋愛事情については、「恋も結婚もいろいろ夢を抱きつつ、頑張りたい。そういう相手がいないから、夢を抱いているだけですからね！ ウチの家族はざっくばらんでオープンなので、彼氏ができたらできたと言います」と、報道陣に聞かれる前に自分で言い切った。
イベント中、塩谷と近い席に座っていた仁科だったが、「『ご無沙汰してます～』って挨拶して、2人とも“シュン”って静かにしてましたよ」と、それだけだったよう。「付き合ってない？」という突っ込みにも、「あるわけない！」と呆れたように否定し、「塩谷さんは塩谷さんで元からかっこいいし、魅力もあるし、ステキな方。そんな親しいわけでもないので、いつも優しい方だとは思ってましたけど」と、騒動後もあまりイメージは変わってないようだ。「食事に誘われなかった？」の追い討ちにも、「今度、私から誘ってみます」と返し、「二股かもしれない」と聞かれても、「じゃあ、私もしてやります！」と、見事な切り返しをしてみせた。
また、水崎主演の映画『ユダ-Judas-』に、先日、夫・高嶋政伸(46)との離婚裁判で、事実上敗訴となった美元(33)がアナウンサー役で出演していることについて、水崎は「オーディションのときに胸を作って(※パット等を入れて、形を作る)あげました。身長が高くて、キレイな方だった」とコメントした。
ゲスト審査員として、狂言師・和泉元彌(38)、元彌の母親で狂言プロデューサーの和泉節子(70)、『電撃ネットワーク』の南部虎弾(61)、横粂勝仁衆議院議員(31)らが出席。
受賞者一覧は以下の通り。
【第1回ゴールデン・バード賞受賞者】
●塩谷瞬
●水崎綾女
●仁科仁美
●中村アン
●姫井由美子参議院議員
●野村克也(スポーツ)※野村沙知代夫人が代理
●株式会社ナチュレ・ホールディングス(経済界)
●岡崎二朗(功労賞)
●スチームガールズ(新人賞)
●福間文音(新人賞)
●中澤達也(新人賞)
