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橋下徹市長の記事問題で朝日新聞出版社・神徳社長が引責辞任

 『週刊朝日』が、『日本維新の会』代表の橋下徹大阪市長(43)の出自に関する連載を打ち切った問題で、朝日新聞出版は12日、神徳英雄社長が引責辞任すると発表。『週刊朝日』の河畠大四前編集長は、停職3ヶ月となった。

 出版元の朝日新聞出版の篠崎充社長代行ら幹部は同日、市役所を訪問し、橋下市長に「会社として人権意識が欠如していた。深く反省し、心からお詫び申し上げます」と頭を下げ、謝罪。篠崎氏らは、朝日新聞グループの外部委員会による記事の検証結果を橋下市長に報告し、記事について、「主要部分が信憑性の疑わしい噂話で構成されており、事実の正確性に問題がある」と指摘。「報道機関としてあってはならない過ち」と結論づけた。

 13日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、橋下市長は「すべて納得できた。こちらが一番言いたかったことも認識してもらった」と、謝罪を受け入れた。

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