10月に開催された「2012ミス・インターナショナル」で、日本人初となるグランプリを受賞した吉松育美（25）が8日、東京・「お台場ヴィーナスフォート」で行われた「ヴィーナスフォート イルミネーション」点灯式に出席。
映画『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』とのコラボイルミネーションにちなみ、“シルク”の白いワンピースドレスに、総カラット数8.9ctのティアラ（7350万円）を載せ、幻想的な美の競演で魅了した。
「お台場ヴィーナスフォート」冬の風物詩「クリスマスイルミネーション」。14回目を迎える今年は、ローマ神話をモチーフとしたイルミネーションが、中世ヨーロッパの町並みを模した館内全体に天空から「希望の光」が広がり、幻想的な雰囲気を醸し出す。
そして、映画『アバター』のジェームズ・キャメロンが製作総指揮を担当した映画『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』（監督・脚本：アンドリュー・アダムソン／配給：パラマウント ピクチャーズ ジャパン）の公開を記念し、映画に登場するラスベガスでしか観ることのできない７つのレジデンス（常設）ショーより、日本初上陸のコスチュームが届き、エキシビションを開催することが決定した。
世界で初めて、最初で最後とも言われる門外不出のコスチュームが、ヴィーナスフォートでお披露目。また、この“シルク”コスチュームエキシビションに併せて、“シルク”にインスパイアされた“シルクバージョン・イルミネーション”を実施。館内合計約34万球のLEDライトが、“シルク”人気のショー「KA」より“LOVE DANCE”の音楽に乗せて、幻想的な世界観を醸し出し、来場者を映画と同じ異空間に誘う。
「『シルク～』に負けない衣装で来ました」という吉松は、コラボレーションの“シルク”にかけ、真っ白な“シルク”のロングドレスで登場。「幻想的なイルミネーションに合うかなと思いました」と、胸元や背中が大胆に露出したセクシーなドレスで報道陣を幻惑させた。
頭上には、「2012ミス・インターナショナル」グランプリに輝いたときに戴冠された「フォーエバーマークダイヤモンドティアラ」（総カラット数8.9ct、7350万円）が輝くが、「ティアラは、怖くて触れない。毎回かぶると初心に帰る」と、おごることなく気を引き締めていた。
今回、展示されている門外不出のコスチュームは、「シルク・ド・ソレイユ」の本社内の工房で作られており、数百いるキャストひとりひとりに合わせて製作されている“オートクチュール”と聞くと、「オートクチュールといえば、世界にひとつしかない衣装。（ミス・インターの時も）私がデザインしたブルーのドレスで挑ませていただきました」と、勝負服はオートクチュールだったという秘話を明かす。
今回、初めてクリスマスイルミネーションの点灯式に参加した吉松は、「クリスマスは大好きなので、心待ちにしていました。イルミネーションの中でもクリスマスのイルミネーションは、特別なのでワクワクしています」と、楽しみにしていたそうで、実際に点灯されたイルミネーションに、「幻想的で非現実的な感じが、ラスベガスで見たシルクのショーと重なって、あのときを思い出しました」と、感激していた。
昨年は、ちょうどこの時期に日本代表に選ばれた直後だったため、「世界を獲りたい」とサンタに願いしたそしうだが、今年は、まだ、具体的には「お願い」していないが、「これからは自分のためじゃなくみんなのために頑張りたい。世界中のみんなが幸せになれるように、まず、自分がエンジョイしたい」と、目標を語った。
展示会は25日まで。イルミネーションは、毎日正午〜午後10時半のうち毎時0〜30分に開催される「ヴィーナスフォート イルミネーション」内で、毎時25分より5分程度点灯。13年3月17日まで。
イルミネーションは、2013年3月17日までの予定で、点灯時間は12時より、毎時00分～30分まで点灯（最終点灯時間は、午後10時～10時30分）
同映画の衣裳展は、25日まで、同所2Fの中央階段前
