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【TIFF25】柴咲コウ、新曲で奥田民生とコラボ!歌っているときのほうが、より素の自分

【TIFF25】柴咲コウ、新曲で奥田民生とコラボ!歌っているときのほうが、より素の自分
真っ赤なワンピースで登場した柴咲コウ

 女優で歌手の柴咲コウ(31)が21日、東京・六本木ヒルズで開催中の東京国際映画祭で行われた『25th TIFF × J-WAVE SPECIAL CINEMA TALK & LIVE』にゲスト出演した。

 昨日のグリーンカーペットでは白と黒のストライプ柄で、襟元にレースをあしらったモダンな着物姿を披露した柴咲。この日は、うって変わってノースリーブの真っ赤なミニワンピースで登場。

 「ゥワ~」「コウさーん」と、歓声と拍手がアリーナ内にこだまする。そんな会場の雰囲気に、MCのクリス・ペプラーは、「大女優は違いますね。このオーラ」と切り出すと、柴咲は、「違いませんよ。赤い服着ているからエネルギッシュに見えるのかもしれませんむと、照れながら否定。

 昨日のグリーンカーペットは、緊張しましたね。私が前に出演した映画のパンフレットを持っていた方がいらっしゃって、交流しながら歩けた。ただ、たくさんの人がいらっしゃるから、サイン書くのおそいので、たくさんの人に書けなくてごめんなさいという感じでした」と、振り返った。

 10年以来、2年ぶりの主演映画となった『すーちゃん、まいちゃん、さわ子さん』(2013年3月2日公開予定)は、人は大なり小なりの悩み抱えて生きている。それを周りの人には理解されない。日々の生活に悩みながらも懸命に生きている3人の女性たちの物語。“すーちゃん”役の柴咲のほか、“まいちゃん”を真木よう子、“さわ子さん”を寺島しのぶが演じる。

 今年でシンガーデビュー10周年を迎える柴咲だが、「毎日、一日一日を振り返ることはあるんですけど、10年単位で振り返ることないので、祝っていただけると、いつの間にか時間経っていたんだなぁと思います」と、サラリという。

 歌への思いについて、「心にある感情をきちんと伝えようという気持ちはある。詞に込めて歌っています」と言い、芝居と音楽の共通点や違いについて問われると、「共通点は考えたことないですけど、スタッフさんが違うということと、歌っているときのほうが、より素の自分になれている気がします。役を演じていると、役あっての自分。歌は自分がキチンと立っていないと、説得力ないし、メッセージ出せない」と、強い気持ちを出した。

【TIFF25】柴咲コウ、新曲で奥田民生とコラボ!歌っているときのほうが、より素の自分

 10月31日には、26枚目のシングル(RUI、KOH+名義含む)は、両A面の『My Perfect Blue/ゆくゆくは』を発売する。

 『My Perfect Blue』は、瀧本美織主演のドラマ『パーフェクト・ブルー』(TBS系、月曜日・午後8時~)の主題歌。シングルとしては、2007年11月発売の『KISSして』(KOH+名義)以来、4年半ぶりにドラマの主題歌を担当しているが、出演はしていない。シングルA面バラードとしては、2010年4月発売の『ホントだよ』以来約2年半ぶり。

 『My Perfect Blue』は、作詞は柴咲で作曲はロックバンド『androp』の内澤崇仁で、2010年11月発売の『EUPHORIA』以来2回目。

 「ライブもいかせていただいていて、9月の後半にZEPP東京にいったんですけど、声高くて透き通っている素晴らしい。曲も作られていて、バラード、アップテンポも大好きな曲調ですね。もともと好きだったので、『EUPHORIA』の前あたりから、(コラボ)できたらいいなぁ」と、思っていたという。

 『ゆくゆくは』は、花王アジエンスCMソング。作詞は柴咲で作曲は奥田民生との共作。
 「自然体な方で作られる音楽も自然体。それに影響受けて歌詞が出来ていった。ありのままみたいな感じで歌詞作っていったら、ゆくゆくはこうなるみたいなイメージが湧いてきた」と、民生ワールドに影響を受けた作品になっているようだ。

 曲は民生と共作だが、「コラボはスムーズだった?」と、聞かれると、お題を出してくる方ではなく、自分がいいんならそれがいいんだよ。勇気づけられて曲を作っていた。曲が理想に近い形でデキても歌うのは私で、歌えないところとかを、こういうふうにアレンジしたらいいんじゃないとアドバイスされた」と、制作の過程を語った。

 最近起きたラッキーな出来事は、御財布の中身を道路に散りばめた時に、全部拾った。それが全部10円玉と1円玉だったけど、ちゃんと回収できたこと。

 最近買ったもので高価なものは、先月、映画の撮影でロンドンに行った際に、ローファーっぽいけどヒールがあるという、イタリアブランド『マルニ』の靴を買ったそうだ。

 マイファーストライブは、子供の時に連れて行かれたものを含めると演歌かもしれないが、自分でチケットをゲットして行ったのは、18歳の時に東京・赤坂BLITZにイギリスのエレクトロニック・ミュージック・ユニット『ジュノ・リアクター』。

 そして、音楽活動満10年を迎え、『Orb-Ko Shibasaki 10th Anniversary Premium Box-』の発売が決定。デイスク3枚、ブックレット40ページという豪華版。

 [DISC1] 2012年5月 に東京、名古屋、大阪で行った「Premium Live」をファン待望の初DVD化・約100分を収録
 [DISC2] 2012年その音楽活動に密着したドキュメンタリーDVD・約60分を収録
 [DISC3]これまでの曲をメガミックスしたもの。

 「私がボックス好きで、“ハコの日”の8月5日生まれなので、箱に包まれた何か記念なものを作りたかった。メガミックスは、今までのCDを新鮮な気持ちで聞いて欲しい。おさらいして聞くと違う。ドライブ好きなので、ドライブしながら聞いて欲しい。もちろん、電車の中でもいいです」と、PR。

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