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ピース綾部にカナリア安達がざっくりダメ出し「役者きどりが鼻につく」

「たまに芸人なんかもやってます」
 お笑いコンビ・ピースのツッコミ担当の綾部祐二(34)が29日、都内で『TSY タイムスリップヤンキー』(監督:中川通成/配給:ジョリー・ロジャー)の先行プレミア上映の舞台挨拶を女優・福田沙紀(21)、お笑いコンビ・カナリアの安達健太郎(32)、上山竜司(25)、平田薫(22)、宮下雄也(26)、中川監督と行った。

 2作目の映画主演となる綾部は自前のフォーマルなブルーのタキシードで登場。観客と握手を交わし「たまに芸人なんかもやってます」と、気分は完全にスター。そんな姿に安達は「ピアノの発表会のような衣装。始終役者きどりの綾部にイライラしました。天狗の鼻の伸び率がすごいんですよ。これが“鼻につく”ということか」とざっくり否定し笑いを誘った。

『TSY タイムスリップヤンキー』(監督:中川通成/配給:ジョリー・ロジャー)
 同作はヤンキー高校生がひょんなきっかけでタイムスリップし自分たちの運命を変えるために奮闘する痛快青春映画。30年前の世界で運命を変えるべく、撮影当時33才で17才の“金髪腰パン”のヤンキーを演じた綾部は「振り向いて笑うシーン、笑いしわが出すぎてNGに」と苦笑交じりに舞台裏を語った。

 しかし、綾部の役者ぶりには共演者からも「アクションがずるいぐらいにカッコ良かった」(福田)「現場に入るとスタッフさん全員の名前を覚えていて」(上山)「刃物を使うアクションが怖かったんですが、綾部さんが『大丈夫、本気で来い』と導いてくれた」(宮下)と絶賛の嵐。それを聞きながら綾部は「やめろよ〜」と満面の笑みを見せていた。

『TSY タイムスリップヤンキー』先行プレミア上映
 一方、“吉本の水嶋ヒロ”を公言する安達は「水嶋ヒロ役の安達です…失礼、かみました」と冗談で笑いを取っていたが、監督からは「アクションがひとりだけどうしようもないヘッポコ」と強烈なダメ出し。安達も「僕の時だけ、アクションシーンが終わると小さい会議が始まるんですよ。30度くらいの坂が何度も登れず、最後は吐きましたし…」と肩を落としていた。

 また、熟女好きで知られる綾部は、報道陣から「福田さんはタイプじゃないかった?」と聞かれると「そんなことはないですよ…ただ、20年後を見てみたい」と案の定の回答。これには福田も「(メアドなどを)聞かれなかったです。熟女じゃないからかな…」と苦笑いだった。

 2月11日(土)より、ワーナー・マイカル・シネマズにて全国ロードショー。

綾部祐二
福田沙紀
安達健太郎
上山竜司
平田薫
宮下雄也
『TSY タイムスリップヤンキー』先行プレミア上映
『TSY タイムスリップヤンキー』先行プレミア上映
『TSY タイムスリップヤンキー』先行プレミア上映
『TSY タイムスリップヤンキー』先行プレミア上映
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