劇場版アニメ『劇場版TIGER ＆ BUNNY -The Beginning-』（監督：米たにヨシトモ／配給：松竹、ティ・ジョイ）ワールドプレミアが22日、千葉・舞浜アンフィシアターで開催され、声優・平田広明、森田成一、寿美菜子、楠大典、伊瀬茉莉也、津田健次郎、井上剛、岡本信彦が登壇。さらに楽曲を提供した、『UNISON SQUARE GARDEN』、『NOVELS』、『Rihwa』の3組のアーティストも劇中歌を歌い上げた。
2011年4～9月までテレビアニメとして放送。さまざまな人種・民族が集まる巨大都市シュテルンビルトを舞台に『NEXT』と呼ばれる特殊能力者らが、ヒーローとして活躍する姿が描かれる。ヒーローたちの人間くさい悩みや苦悩、喜びなど等身大の姿が人気となった作品だ。
主人公の鏑木・T・虎徹を演じた平田広明は、昨年開かれた神奈川県民ホールのことを思い出し、「みなさんの熱い声を聞いて、これからまだまだ『TIGER & BUNNY』は続いていくんだと、改めて決意をしました。映画はテレビシリーズの第1話と2話をベースにしているけど、同じシーンでもこんなに見方が変わるんだなと、しみじみ思いました。これからも頑張りますので応援よろしくお願いします」と、感無量な様子。
一方の虎徹とコンビを組むバーナビー・ブルックス Jr.役の森田成一は、全国の公開劇場と、香港、台湾をライブビューイングでつながっていることに触れ、「みなさんに後押しをしてもらってこうやって海外のみなさんと楽しめるようになりました」と、感激しているよう。「アニメのみならず舞台も経験させてもらってありがとうございます。自分の中で『TIGER & BUNNY』がどんどん立体的になっていって、厚みを感じるようになりました。その厚みをみなさんにもお届けできればなと思います」と思いを語った。
さらに、お気に入りのシーンについて、平田は「断トツで（死別した妻の）友恵との回想シーンですね！それをあえて外すならばそれぞれの変身シーンです。みんなかっこいいトレーラーハウスがあるのに、どうして虎徹だけ旧スーツの時は自家用車で運転しながら着替えるのか？でも、ああいうぶきっちょな虎徹がたまらないです！」と、さまざまな部分に気持ちが入っているようだった。
■ほか出演者コメント
○ブルーローズ役・寿美菜子
「タイバニの放送が終わってから約一年、お待たせいたしました！また劇場までヒーローに会いに来てください。タイバニを通してみんなに会えて本当によかったです。今日は本当にありがとうございました」
○ロックバイソン役・楠大典
「映画は何回観ても泣けるところは泣けるし、笑えるところは笑えるなって。本当にいい作品に参加させていただけたと思います。皆さんと一緒に盛り上げていくために精進して頑張っていきたいです。これからも応援してください。ウシ！」
○ドラゴンキッド役・伊瀬茉莉也
「今日会場に来ている皆さん、ライブビューイングをご覧のみなさんがこのワールドプレミアを楽しみにしてくれたように、私もすごくすごく楽しみにしていました。みなさんにとって今日という日が宝物のような一日になればいいと思います」
○ファイヤーエンブレム役・津田健次郎
「みなさんにはタイバニをこんなにも盛り上げていただきました。『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』は“The Beginning”なんで！さらにさらに盛り上げてくれると嬉しいです」
○スカイハイ役・井上剛
「会場にお越しの皆さん、ライブビューイングにお越しのみなさん、ありがとう、そしてありがとう！そして香港と台北のみなさん、合ってるかどうかわからないけど『シェイシェイ、チャンチェ、シェイシェイ』『トーチェ、ラムファ、トーチェ』」
○折紙サイクロン役・岡本信彦
「このような素晴らしいイベントに出させてもらえるのもタイバニのおかげです。折紙ロックハイの活動もこれからも続けていきたいのでよろしくお願いします。ごっつぁんです！」
『劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-』は大ヒット上映中！
