『AKB48』の“なっつみぃ”松原夏海（22、チームA）と“スパガ”『SUPER☆GiRLS』の“みやり”宮崎理奈（18）が10日、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYAで主演した映画のDVD『骨壺』（アミューズソフトエンタテインメント）発売記念トークショーを開いた。
その遺骨に入った遺灰を飲み込むと、その人間は必ず死ぬ…、という遺灰を手にした『空気』呼ばわりされる地味な女子高生・絵里（松原）が主人公。絵里は幼馴染でクラスの中心人物である美津子を慕っていたが、美津子をストーカー教師から守りたいと思っていたさなか、ひょんなことからその遺灰を口にした女教師が自殺してしまい、呪いの連鎖が始まることとなり…。
2人それぞれの初めて会った時の印象について、松原は「みやりちゃんが小柄で画面で隣に立ちたくないとおもって。身長差があるように感じるんです。顔も小さくて遠近法みたいになっちゃうんです」と、宮崎をうらやましがることに。宮崎はといえば、「AKB48さんっていまをときめくアイドルなので怖いかなと思ったんです」と恐縮しきりだったそうだが、「クールで優しかったんです。撮影に行くのが楽しかったです」と、いい関係を築けたよう。
撮影中に誕生日を迎えた同じく主演の『AeLL.』の篠崎愛（20）と宮崎のバースデーサプライズをしたそうで、宮崎は、「笑顔でケーキをもらったので緊張した」というと、松原はしてやったりという感じで、「学生気分を味わいました」と、ニッコリだった。
完成品を観た際に松原は「出てる側の気持ちで見ちゃって。（台本で）中身を知っているからファーストリアクションが出せなくなったり、ほかの人が恐怖でしてくれるのか不安でした」といえば、宮崎は「自分が画面の中にいるのが不思議でした。化粧すると目が怖いと言われて。いい役に巡り会えたなと思って」と、率直な感想を寄せることに。
自身の所属するグループに見せたかどうかを尋ねられると、松原は、「観たという人は入るんですが感想を聞くのが怖いなと思うんです。後輩はいいこと言ってしか言ってくれなさそうで、先輩には聞くわけにはいかないし」と、迷っている部分もあるのだとか。一方の宮崎は「お父さんが観てくれたんですけど、怖いところになると飛ばしちゃうんでどこを観ていたんだろう」と、不思議に思っているそうだ。
また、松原は18日に『AKB48 29thシングル選抜じゃんけん大会』が控えるが、報道陣から宮崎とじゃんけんしてみてくださいと言われ、「もしも勝って運を使って、本番で負けちゃったらみやりちゃんを恨むことになるので」と、やんわりと拒否。ゲン担ぎについては、とくにないそうで「考えてしまうのがいけないと思って、目をつぶっていこうと思います」と、無心に任せるそうだ。
トークショーでは、撮影中のマル秘エピソードを尋ねられた松原は、「メイキングを撮影していたんですけど、山の中を走っているシーンがあって、前のめりにずっこけたんです。NGだったんですけど、これは絶対にメイキングじゃないですか。で、メイキング撮影している人に撮ってましたか聞いたら、『回してなかった』って言われて、ウソでしょと思って超怒ったんです！」と、スタッフに怒りが沸いた思い出などを語っていた。
ホラー作品に松原が「（本物の霊が）映ってるんじゃないかと思って探しました」と、ちょっぴり怖い感じでPRしたDVD『骨壺』は3990円（税込）で好評発売中！
