人気声優・戸松遥と寿美菜子が6日、東京・新宿バルト9で映画『放課後ミッドナイターズ』（企画・監督：竹清仁／配給：ティ・ジョイ）大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。
真夜中の学校を舞台に、夜な夜な動き出す人体模型と幼稚園児3人が描かれ、8月25日に公開されるやいなや人気が爆発、続編も決定するなど、話題を呼んでいる作品。戸松は、夜中の学校に呼び出されるおしゃべりで元気な女の子・マコを、寿は無口で虫が好きなムツコを演じた。
登壇した2人でトークを展開し、戸松は、「台本を読ませて頂いたときに、物語の冒頭にたくさん散りばめられていた謎が、後半にいくにつれ段々と解明されていく感じがすごく面白い作品だなと思いました。途中、爆笑もあり、最後にはホッと心温まるストーリーだなと思いました」と、感想を。
寿は共演が山寺宏一、小杉十郎太、茶風林、郷田ほづみ、屋良有作、大塚芳忠、飯塚昭三らといったビッグネーム声優との共演を聞き、「豪華さに『ワオ！』と驚きました。これは面白くなるに違いない！とアフレコの日を楽しみに待っていたのを覚えています」と、興奮していたのだとか。
アフレコではアドリブのシーンが多かったそうで、戸松は、「日常のわんぱくさがうまく出るようにすごく考えながら」だったといい、寿も、「寡黙な役だったので、一言だけつぶやくというシーンが多かった。だから、一言のトーンを何種類も試して、最もピッタリなトーンを突き詰めました」と、試行錯誤があったという。
好きなキャラクターについては、山寺演じるキュンストレーキを挙げた戸松は、「普段理科室で子供たちに気持ち悪がられている恨みをはらすつもりでマコ、ミーコ、ムツコを夜の学校に招待するのですが、実はすごく良い人だし、とっても愛らしくて、いとおしいキャラクターだなと思います」と、語りつつ、「キュン様がヘリウムガスを吸ってしまうシーンが好きで、山寺さんが地声でやられていると聞いて凄いなと感心してしまいした」とも。寿は自身の演じたムツコだったそうで、「性格は私が小学3年生ぐらいまでとすごく似ていて、無口でおとなしい性格だったので、すごく親近感を感じています。ムーちゃんのように虫好きではなかったのですが」と、笑顔を見せていた。
また、続編が決まったことに、戸松が、「またマコ、ミーコ、ムツコのマミムトリオで出演できたらうれしいです！今度はマミムが中学生になった姿とかを見たいですね？あ、でもキュン様がいなくなっちゃからダメか」と笑えば、寿も、「また出演させて頂ければうれしいですし、なによりまた劇場に爆笑の渦が巻き起こるんじゃないかと思います！」と、ノリノリだった。
映画『放課後ミッドナイターズ』は絶賛公開中！
