女優・上戸彩(26)が5日、都内で行われた映画『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』(監督:アンドリュー・アダムソン/配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン)オフィシャルナビゲーター就任会見に出席した。
米ラスベガスを中心に6つの大陸、300都市で毎日ショーを行い、世界中で1億人が体験したといわれるシルク・ドゥ・ソレイユ。1200人を越えるパフォーマーが所属し、その中には元オリンピック選手も多く、究極のパフォーマンスを提供し続けている。同作はドキュメンタリーではなく、ラスベガスの7つのショーを背景にオリジナルで作り上げた愛の物語。ある夜、主人公の女性・ミアは小さなサーカス団の公演を訪れ、空中ブランコの青年と出会う。ところが、彼は公演中に突然消えてしまい、捜すミアも異世界へと旅立ち…。
ナビゲーターに就任した上戸は、淡いピンクのワンピースで登壇し、「もう興奮しましたね～。生でシルク・ドゥ・ソレイユさんの舞台も観たことあるんですけど、この映画は観ていない方も、観た人も興奮しっぱなしの映画だと思います」と、同作をPR。
上戸が出演している予告編の映像も流れ、「嬉しいですね。私も映画館大好きなので、親や友達と一緒によく行くんですけど、自分が出てきたら恥ずかしいな～と思いながらちゃんと席で観てみたい」と、早めに映画館に入ることを宣言した。
シルク・ドゥ・ソレイユの魅力について聞かれ、「すべてなんですよね。ご覧になられてない方は、ぜひ生で観ていただきたい。生ではの迫力もあるし、映画館でスクリーンで観れるのも凄く得した気分だなと思う」と返答。さらに「日本では観られないような、海外でしか観られないようなステージが盛りだくさんなので、私自身も海外に観に行きたいと思いましたね」と、シルク・ドゥ・ソレイユへの熱い思を語る。
同作の醍醐味を「主人公の女性目線で話が進んでいって、女性だったら誰もが憧れちゃうようなストーリーで、物凄く観やすかった。音楽もアンティークな世界というか、おしゃれなカフェに遊びに来ちゃったような感覚で観させていただいた」と解説し、「客席からは観られない角度で映像がたくさん撮られているので、スクリーンで観るからこそ意味がある映画だと思います」と、劇場での鑑賞を呼びかけた。
『タイタニック』、『アバター』のジェームズ・キャメロン(58)がプロデューサー、『シュレック』、『ナルニア国物語』のアンドリュー・アダムソン(45)が監督、脚本を務めており、「私なんか映画に出てないのに、一緒にお仕事したような気分になってます」と、豪華スタッフに感激する場面も。
同作は、10月20日に開幕する第25回東京国際映画祭の公式オープニング作品に決定。世界最速で公開されるということで、キャメロン、アダムソン両氏も来日し、グリーンカーペットでは、シルク・ドゥ・ソレイユのショーも予定している。そこに参加する上戸は、「皆さんと一緒にこの感動を味わえるということは、ナビゲーターとして嬉しいです。私も早く観たい。目の前で観れるのは嬉しい」と、待ちきれないようだ。
フォトセッション時、報道陣から「交際は続いてるんですか？」と、交際が報じられている『EXILE』のHIRO(43)に関する質問が飛び、上戸は笑顔で「はい、ありがとうございます」とうなずく。順調かどうか明言しなかったが、幸せそうなムードが漂っていた。その後も「田丸(麻紀)さんのような幸せな報告はありますか？」「(9月14日の)誕生日は2人ですか？」と、去り際まで質問が続いたが、上戸は答えず会場を後にした。
11月9日より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー！
