漫画家・桂正和氏（49）が31日、東京・原宿クエストホールでフィギュアブランド『12 Perfect Model』発売記念レセプションに登場した。
株式会社バンダイが2012年12月より展開するフィギュアの世界標準スケールである12インチ（約30センチ）サイズのフィギュアシリーズ『12 Perfect Model（トゥエルブ パーフェクト モデル）』（以下、12”PM）を発表。9月1、2日に同会場でのモデル試作フィギュア一般公開に先駆け、この日レセプションを開催することとなり、桂氏は人気アニメーション『TIGER ＆ BUNNY』のキャラクターデザインを手掛けたことからトークゲストとして参加することとなった。
『TIGER ＆ BUNNY』のキャラクターデザインを依頼された際に桂氏は、「何も決まってないところからデザインしてくれと言われました。大変でしたね」と、産みの苦しみがあったのだとか。フィギュアの話も同時進行で進んでいたため、デザインは「おもちゃを意識しました。（ワイルド）タイガーが悩んだんですよ」といい、「できた時は感激しました。漫画からフィギュア化されたのとは違った感動がありました」と、喜びもひとしおだったそうだ。
とくにこだわった点は「アニメ内でテレビに出ると聞いていたので普通のヒーローより目立ったほうがいいかなと思ったんです。そしたら夜のシーンが多いかなと想像して、光るように装飾することになりました」と、ち密な計算が入り、「リアルさを求めてしまいますね」と、語った。
12”PMから『TIGER ＆ BUNNY』はワイルドタイガーとバーナビーの2作品だが、「もしもう一体作るとしたら？」と問われると、桂氏は「折り紙サイクロンかなと思っています。ごちゃごちゃしてて大きくすると見栄えが変わりそうで」と願望を。さらに、自作品では「ウィングマン」を推していた。
また、『TIGER ＆ BUNNY』は9月22日に劇場版として帰ってくるが、試写を観たという桂氏は「新キャラのロビンというのがいて後半活躍するかなと。いつもの調子でしたけど…。これ以上は言えません」としっかりPRしつつその場を後にした。
12月にリリース予定の『12”PM ワイルドタイガー』は2万6250円、来年2月には映画『スター・ウォーズ』に登場するロボット『C-3PO』フィギュア『12”PM C-3PO』は2013年2月に3万3600円（それぞれ税込）で発売予定！
