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カンヌ以上に期待!北野武監督「アウトレイジ ビヨンド」ベネチア国際映画へ出品

カンヌ以上に期待!北野武監督「アウトレイジ ビヨンド」ベネチア国際映画へ出品
「アウトレイジ ビヨンド」メインスチール

 10月6日から全国公開される脚本、編集まで手がけた北野武監督(65)の最新映画『アウトレイジ ビヨンド』(配給:ワーナー・ブラザース映画)が第69回ベネチア国際映画のコンペティション部門に正式上映出品されることが決定した。

 2010年に第63回カンヌ映画祭のコンペティション部門で上映された前作『アウトレイジ』に続いて、2作品連続の世界三大映画祭へのコンペティション部門出品という快挙。

 なお、ベネチア国際映画は、北野監督に縁があり、97年に『HANA-BI』で最高賞の金獅子賞を、2003年、『座頭市』で監督賞にあたる銀獅子賞を、07年の『監督・ばんざい!』ではGLORY TO THE FILMMAKER賞を受賞と、数々の賞に輝いている。

 この快挙に北野監督は、「『アウトレイジ ビヨンド』をどう観てくれるのか、前作『アウトレイジ』のカンヌ映画祭上映以上にその反応が楽しみです」と、コメントを寄せており、プロデューサーの森昌行氏も「これで作品のクオリティは保証されました。ロンドン・オリンピックより一足お先に決勝トーナメントへ進出ですね。あとは観客の皆さんがどう楽しんでくれるか、期待しています」としている。

 『アウトレイジ ビヨンド』は前作から5年後という設定。関東最大の暴力団組織『山王会』の熾烈な下克上劇は決着がついたはずだったが、ヤクザ壊滅を図る警察が動き始めることに。そこに利用されたのは、5年前に死んだはずの大友(北野)だった。やがて“騙し”“裏切り”の火種がくすぶりはじめ、“関東VS関西”の巨大抗争へと発展していくこととなる。

 前作で生き残ったビートたけし、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、小日向文世に加え、今作では関西ヤクザの西田敏行、塩見三省、高橋克典のほか、桐谷健太、新井浩文など殺気と色気を兼ね備えた男たちが新たに登場するなど豪華出演者の力の入った熱演に注目が集まる作品だ。

 『アウトレイジ ビヨンド』は10月6日より新宿バルト9&新宿ピカデリーほか全国200館以上で公開!

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