“アニソンの女神”として圧倒的な歌唱力と美しいハーモニーで人気のヴォーカルグループ『Kalafina』のWakana、Keiko、Hikaruの3人が16日、東京・NHKホールで1夜限りのスペシャルライブ「Kalafina LIVE 2012 “to the beginning”」を行った。
人気アニメ『Fate/ZERO』2ndシーズンのオープニング曲として4月18日に発売された『to the beginning』のリリース記念として行われ、7月18日に発売されるNHK『みんなのうた』の6月、7月曲として放送されている新曲『moonfesta～ムーンフェスタ～』（SMEレコーズ）とカップリング曲『屋根の向こうに』を、満員となった3500人のファンの前で初生披露。
ライブ前に囲み取材に出席したKalafinaの3人。新曲について、Wakanaは、「『moonfesta』は、月のお祭りという一晩のお祭りの歌なので、3人が楽しく一緒に踊っているというのをイメージして作っていただきました。可愛らしさとオトナっぽいところがあってお気に入りです」と言うと、「Kalafina史上一番楽しい曲だと思うので、みなさんが笑顔になって、一緒にリズムに乗ってくれているのを観れたら幸せです」と、笑わせた。
Hikaruは、「歌詞にストーリー性があって、皆さんに伝わりやすい単語をたくさん使っているので、いつものKalafinaの想像してもらえるような言葉よりは、直接、胸に響くような言葉がすごく多いと思うので、歌詞も大切に歌いたいと思います」と、これまでのKalafinaの楽曲とは違った音楽だという。
新曲の衣装も、これまでKalafinaとしてはなかった、真っ白い衣装だが、Hikaruは、「3人真っ白い衣装っていうのは初めてだったので、凄く可愛らしくて、上からフワッとした生地を乗せ、フェアリィ感を出した」そうで、フワフワした感じが好きだという。
また、昨年は、L.Aで行われた『ANIMAX』に公式ゲストとしてライブを行ったのに続き、7月26日から、ドイツで行われる『AnimagiC』でライブを行う。
Keikoは、「毎回、ヨーロッパ行きたいねって3人で話していて、ひとつひとつですけど、自分たちがやってみたいということが、叶っていくこの環境っていうのは、凄く幸せ」と、楽しみにしている。
Wakanaは空き時間に、「ベートーベンホールで歌わせていただくので、ベートーベンの生家があるボン市に行くので、生まれたところはいきたいなぁ」と、音楽の街に思いをはせると、Keikoは、「3人ともビール飲めないけど、『カンパ～イ！ ガーン！（と、グラスを合わせる）ドンッ！（と、グラスを置く）』をやってみたいから、本場のドイツでビールに挑戦し、長めのソーセージを食べたい」と、笑った。
