
連日、猛暑日が続く日本列島。ビヤガーデンもいいけど、たまにはオシャレにリーズナブルなナイトクルージングなんていうのは、いかがでしょう。
「きものクィーン2012」グランプリの林さくら(17)が17日、都内で行われた「東京湾納涼船 1日船長」イベントのために、『さるびあ丸』に乗船し、20代の男女から、家族連れ、サラリーマンのお父さん、外人さんなど、幅広い1200人の乗船客とともに潮風に吹かれながら東京湾の夜景を楽しんだ。
62年目を迎えた東海汽船の『東京湾納涼船 さるびあ丸』が、今年も7月2日から運行を開始した。5000トンクラスの大型客船で東京湾をクルージングしながら、美しい夜景とバラエティ豊かな食事、音楽やダンスなどが楽しめる夏のお手軽レジャー&エンターテインメント。大人数でのパーティーから、女子会、カップルで…と、利用のしかたは自由。
林は、着物着付け教室の最大手『ハクビ』(京都きもの学院)が開催する日本最大級のきものの祭典「きものクイーンコンテスト2012」で、応募総数2786名の中からグランプリに輝いた。
1日船長として、船長の格好をして乗船客を出迎えた林は、停泊中の船の操舵室に入り、実際に出向前に舵を握ったり、双眼鏡を手にポーズをとったりと、船長気分を体験。着物に着替え、東京湾レインボーブリッジを通過するときに、「夜景にカンパーイ」と、元気いっぱいにコール。その後は、ミニトークショーに出席。帰りは、下船するお客さんたちをお見送りした。

短い時間だが、船長気分を味わった林は、初めての乗船に、「車もダメなんで船酔いするかもと思っていたら、夜景がキレイで」と、船上から見る夜景に“酔った”と、飛び切りの笑顔。特に、「実際に、舵を握らせてもらったり、双眼鏡で覗いたりして、視界を体験できて嬉しかった」と、感想を語った。
これまで、夏休みは、父親の実家がある山口県に毎年夏には里帰りし、バーベキューしたり海に行ったりと活発に過ごしていたそうだ。
これから、夏祭り、花火大会など浴衣、きものを着るイベントが多い季節だが、きものクィーンとして、きれいに浴衣・着物を着こなすコツとして、「まずは髪飾りがポイント。それから背筋を伸ばして、歩幅をあまりとらず、内またで、着物のラインが崩れないように歩く」とキレイな立ち居振る舞いに見えるとアドバイスした。
11月10日公開の映画『悪の教典』(監督:三池崇史/配給:東宝)に、衣来川舞役で、女優デビューを飾った。初めての演技について、「みなさんすごいので、これから勉強しなきゃ」と、また、俳優・伊藤英明と共演。「優しくてかっこいいです」と、今までテレビで見ていた芸能人を間近で見た感想をキラキラした瞳で初々しく語った。

着実に、芸能人としての階段を昇って行っているが、普通の高校生活との両立にも、「頑張ります」と、気合を込めていた。
同納涼船は、9月23日まで毎日午後7時15分に竹芝客船ターミナルより毎日出向(午後9時着)。全日予約制。飲み放題2500円(乗船料込)。ゆかた姿で乗船の男女は1000円引き(土日祝日を除く)。100円~500円のメニュー多数で、フードチケット制(1綴500円)。
予約・問い合わせ:東海汽船 納涼船予約係 03-3437-6119(インターネットからの申し込みは、http://www.tokaikisen.co.jp/)
潮風に吹かれながら、船上から眺める、東京新名所 ~「東京スカイツリー」「東京ゲートブリッジ」「ダイバーシティ東京」~ などの夜景を楽しむのもいいし、「ゆかたで飲んで!踊って!」と、楽しめるスポットとして、この夏も毎日平均約250名のゆかた姿の乗船客で賑わっているという。









