NO IMAGE

桑名正博 脳幹出血で危篤状態…息子・美勇士「前触れなく」

 歌手・桑名正博(58)が15日未明、大阪市内の自宅で頭痛を訴え同市住之江区の病院に救急搬送、脳幹出血と診断され危篤状態であることが、分かった。

 桑名は来月7日の59歳の誕生日に盛大なライブを長野・軽井沢市で予定していたほか、来年の還暦までに100回ライブを行うと宣言し、精力的に全国行脚していた。この日も、香川・小豆島でのライブを終え、スタッフらとそのままミーティングしていたところ、激しい頭痛に見舞われたという。

 16日付の東京中日スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、日刊スポーツ、サンケイスポーツ各紙が報じており、病院に運ばれた桑名は血圧が260まで上昇し、呼吸が停止した状態だっという。人工呼吸器で呼吸は戻ったものの、意識不明の状態が続いているという。

 この事態に、同日夜、病院内で長男でミュージシャンの美勇士(31)らが会見を行い、病状を説明。主治医は「呼吸をコントロールしている脳幹の出血が激しく、破壊されているような状態。手術不可能な部分。積極的にできることがない」と、予断を許さない状況といい、美勇士は「突然、前触れもなく倒れたのでびっくりしている。母と父の3人で一緒にライブをやるのが夢だったが、かなわないかもしれない」と、声を落としたという。

 美勇士が桑名の元妻で、ロサンゼルスにいる母親のアン・ルイス(56)に連絡を入れたところ、アンは「信じられない。すぐには行けない。祈りをささげるから支えてあげて」と語ったという。

 病院には、コロッケ(52)ら多くの友人が駆けつけたという。

広告