
お笑いタレント・小島よしお(31)が14日、東京・東京ビッグサイトでプレス向けに開催された『東京おもちゃショー2012』内の玩具『バトロボーグ20』(タカラトミー)PRイベントに登場した。
『バトロボーグ20』は全長90mmとコンパクトサイズながら、無線コントロールによる直感的操作でリアルなボクシングバトルが楽しめる体感型ロボットで、コントローラを握った左右の手でパンチの動作をすると、その動きにシンクロしてロボットがパンチを繰り出し、まるで自分の分身のようにロボットを操作できる。特別な操作技術が必要ないため、世代を問わず楽しめるものとなっている。
小島は当初イベントに出席予定だった、同じ事務所所属で、“ワイルド芸人”として人気のお笑いタレント・スギちゃん(38)が体調不良により出席できなくなったため、急きょ代役を務めることになったもので、イベント開始前には事務所関係者から、事情説明とスギちゃん欠席の謝罪が行われた。イベントは、この『バトルボーグ20』で、現役ボクサーにスギちゃんが挑戦し“ワイルド”であることを証明、という企画だった。
現役ボクサーとしてステージに登壇したのは、第53代日本フライ級王者・粉川拓也選手(27)。粉川選手は第31代東洋太平洋スーパーフライ級王者でもあり、現在2冠を達成中と勢いある選手で、ロボットでの対決にも自信を見せ、コントローラーの感覚をつかむと「簡単です。楽勝で勝てそう」と、余裕の笑顔を見せる。ジャッジを兼任するリングアナ、声優・バロン山崎(40)のコールで赤コーナーの粉川選手がチャンピオンとして紹介。そして、いよいよ対戦する挑戦者が“白コーナー”より入場ですと紹介され、K-1のテーマ曲が流れる。バロンが、「挑戦者、小島よしおー」とコールすると、おなじみの“海パン”姿で小島が「イエーイ、ピーヤ」と叫びながら登場した。
代役としてイベントに出席することになった小島だが、「メッチャ出づらいわ、なんだよこれは。なんでスギちゃんのビジュアルのあとに出なきゃならないんだ。裏でモニター見ながら“大人”がニヤニヤ笑っていたぞ」と、息巻くが、「でもー、でもー、でもでも」と続け、懐かしの持ちネタ「でも、そんなのカンケーねー。ハイ、おっぱっぴー」を早速披露。見守る観客と報道陣からややウケの笑いを取ると、「僕は腹筋毎日500回やってますからね。いまだに体脂肪率はひとケタ台ですから」と強がって見せる。粉川選手が「自分は腹筋500回もやらないですね」と、小島に対して鋭い視線を向けると「街で絶対眼を合わせたくないタイプだな。でも露出度では負けてない」とコメントし、周囲を苦笑させる。
対戦は3ラウンドで行われ、1ラウンド目はラッキーパンチをみまって小島が勝利。2ラウンド目は小島がリングアウトで自滅、1対1に持ち込んだチャンピオンは、続く3ラウンド目を怒涛のラッシュで小島をKO。2ポイントを獲り、粉川選手が初代“ワイルド級”のタイトルを奪取した。主催者から、初代“ワイルド級”のベルトが粉川選手と、操った『バトロボーグ20』にも贈られ、賑やかなイベントは無事終了した。
イベント後の会見で取材に応じた小島は、「いやー、ビックリしましたね。朝10時にマネージャーから電話があって、『すぐにこっちの方に、“海パン”だけ持って来て』、と言われて。何ごとかと思いましたね」とのコメントし、報道陣もこれには爆笑。「粉川選手と戦える機会ができて、僕としてはすごくうれしいです」と、イベントを楽しんだ模様で「このカメラの台数、ほんとに久しぶりだなと思ったんですけど。ワタクシもいろんな経験重ねてきてますから」と、自虐的に笑わせる。
「マネージャーに始まる前に、『小島さん、ピンチはチャンスですよ』と言われたんですが、『オレはピンチのつもりねーぞ』と。「そんなのカンケーないぜぇ」と、スギちゃんのネタを取り入れてみるも、これは不発。「お仕事もあのときから比べれば寂しい日々が続いてます。ほんとにみなさんよろしくお願いします」と、かつての人気を振り返りしみじみ。最後に、スギちゃんに対して「スギちゃん、5年前の僕を見ているようですね。今回体調を崩しちゃったということも仕事が忙しすぎるっていうことだと思うので、体調管理だけは、ほんとに気をつけて頂きたいなと思います」と、気づかうアドバイスで会見を終えた。
体感型ロボット『バトロボーグ20』(タカラトミー)は全4種。7月14日よりそれぞれ3990円(税込)で全国にて販売!
















