
女優・二階堂ふみ(20)が27日、東京・グランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」で行われた『第38回日本アカデミー賞』授賞式に俳優・浅野忠信(41)との主演作『私の男』(監督:熊切和嘉/配給:日活)で主演女優賞を受賞し登壇した。
作家・桜庭一樹氏の同名作が原作。ある秘密を抱える青年・淳悟(浅野)と少女・花(二階堂)の禁断の愛を描いた作品となる。
司会を務める真木よう子(32)とは「仲良しなんです」と、ほほ笑ましい光景を見せる。もう一方の司会の西田敏行(67)からは、「(演技力が)イッてたよ。可能性でビックリするくらい」と、お褒め?の言葉が。
さらに西田は、「あなたどっからきたの?」と尋ねると、「沖縄です」と普通に返す二階堂に、「何とか世界じゃないの?」と、きわどい発言で、笑いを誘っていた。
そんな、妙な空気の前置きがありつつ、作品の話題へ。二階堂は、「熊切監督と蜜にコミュニケーションをとって浅野さんとも、距離を近くっっとって、北海道でずっと泊まりこみだったので、その時期は、言葉じゃないところでも、近くにいさせてくださった受け止めてくださった感じでした。(劇中で)2人の関係性が変わったりしたときは、距離をとって、そういうときは口数が少なくなったりして」と、役作りのことを語り、西田は「感情の高まりを画面で感じました」と、絶賛したり、真木は、「怖い!圧倒されます」と、評していた。
ほか、安藤サクラ、池脇千鶴、井上真央、吉永小百合が登壇し、宮沢りえはVTR出演となった。