山添村の大自然と縄文時代の文化を楽しむ『縄文エクスペリエンス「冒険の村 やまぞえ」構想』始動

株式会社冒険の森(本社:大阪府豊能郡能勢町、代表取締役:伴戸 忠三郎)は、奈良県山添村にある森林冒険施設「ボウケンノモリ やまぞえ」にて、山添村の大自然と文化を楽しむ『縄文エクスペリエンス「冒険の村 やまぞえ」構想』を立ち上げます。このプロジェクトは、縄文時代をテーマに、地域の自然資源や文化を活用し、新たなエコツーリズムに繋がる持続可能な観光と地域経済の活性化を目指すものです。構想発表に合わせて、2024年10月14日、11月4日ともに9:30~20人限定で体験プレイベントも開催します。

縄文エクスペリエンス冒険の村構想

【縄文エクスペリエンス「冒険の村 やまぞえ」構想の概要】

この構想は、山添村の大自然と縄文時代の歴史文化をテーマにした体験型観光プロジェクトです。山添村は、縄文時代からの長い歴史の中で、自然と共生しながら発展してきました。特に、淀川、木津川、名張川という重要な河川を活用し、山添村は古くから京都や奈良の大仏建築に使われた木材の供給地として栄えてきました。この地域の歴史的背景を活かし、訪れる人々が自然と歴史の深い関わりを感じることができる体験を提供します。

【ボウケンノモリとは】

「ボウケンノモリ」は、未活用林や遊休地を人々の笑顔が集まる場所に変えることを目的とした「生きる力を育む森の遊び場」であり、樹上のアスレチックやジップラインなどのアウトドア施設を提供するヨーロッパで人気のアドベンチャーパークです。2024年7月現在、関西を中心に国内15施設が展開されています。2008年4月、名阪国道のサービスエリア計画地として買収された後、事業中止となり放置された山添村の山に、第一号店が誕生しました。

冒険の森のアスレチック

山添村の大自然と歴史文化

【プレイベントスケジュール】

2024年10月14日(スポーツの日):第1回プレイベント

2024年11月4日(文化の日振替) :第2回プレイベント

今後、これらのイベントは定期的なプランとして開催し、事前予約のシステム、手ぶらBBQプラン、縄文BBQプラン(フルおよび個別オプション)の提供を目指します。

(10月14日、11月4日)

09:30 受付開始

10:00 第一部:縄文体験(弓矢作り/石器作り/火起こし)スタート

13:00 BBQ開始

15:00 体験イベント終了 閉会式、記念撮影

15:30 第二部:樹上のアスレチック体験(チャレンジコース)

17:00 完全終了

【コンテンツ第一弾:縄文の歴史体験ができるBBQ】

このBBQ体験は、縄文時代の生活を再現することを目的としています。参加者はまず弓矢作りを体験し、それを使って狩りのシミュレーションを行います。その後、黒曜石から石器作りを体験し、完成した石器を使って肉を切り分けます。最後に、火起こしから始めるBBQで、自分たちが準備した食材を調理し、縄文時代の食生活を体感します。

・弓矢作りと狩り体験

参加者は縄文時代の技術を学びながら弓矢を作り、その弓矢を使って狩りのシミュレーションを体験します。このプロセスを通じて、縄文時代の人々がどのように自然と共生し、生活していたのかを理解することができます。

・石器作りと調理

南山大学とのコラボレーションで、参加者が黒曜石から石器を手作りします。完成した石器を使って、地元の食材を調理することで、縄文時代の生活を身近に感じることができます。

・火起こしからのBBQ

縄文時代の生活技術の一つである火起こしを体験します。この技術を学んだ後、参加者は自分たちで火を起こし、食材を調理します。火起こしから調理までを自ら行うことで、自然と共に生きる生活の豊かさを実感できます。

弓矢作り

石器作り

火起こし

【代表メッセージ】

株式会社冒険の森 代表取締役 伴戸 忠三郎

ドキドキワクワクの楽しい遊びを通じて健康と学びを提供すること。

これが我々の提供するアドベンチャーパークの定義です。

今回は「生きる力を育む」ことをコンセプトに、縄文時代の人たちの食生活を現代人がBBQを通じて体験する企画を提案させていただきます。

様々な自然災害が頻発する今の時代を、水や電気、インターネットもなかった古代人の生き方を学ぶことで、強く生き抜くための学びの機会になれば嬉しいです。

代表取締役 伴戸 忠三郎

【監修メッセージ】

南山大学 準教授 上峯 篤史先生

今から1万年以上前に山添村で営まれていた文化は、私たちと同じ遺伝子や身体を持った人々が、現代とほとんど変わらない自然環境のなかで生み出した文化です。私たちにとって、身近な異文化、もしくは私たちの文化がもつ「別の可能性」かもしれません。

自然のなかで知恵と工夫を凝らして道具を作る、食べる、暮らす。その体験は、人間の力で何でもできる気がしている現代生活の誤解に気がつき、頭と手足を使った不便な生活の魅力を感じさせてくれるでしょう。

南山大学 上峯 篤史先生

【今後の展開:竪穴住居をモデルとしたコンセプト拠点宿泊施設の構想】

『縄文エクスペリエンス「冒険の村 やまぞえ」構想』では、今後の展開として、竪穴住居をモデルとした宿泊施設の建設を計画しています。この施設は、縄文時代の住居を再現したもので、訪れる人々が古代の暮らしを実際に体験できる場となります。宿泊者は、自然と調和したシンプルな生活を送りながら、縄文時代の知恵と技術を学ぶことができます。単なる宿泊施設としてだけでなく、体験型観光の核となる場所として位置づけられ、縄文時代の文化や生活様式をより深く理解するためのプログラムが提供される予定です。

竪穴住居をモデルとしたコンセプト拠点

【施設概要】

名称  :ボウケンノモリ やまぞえ

所在地 :奈良県山辺郡山添村三ケ谷1680

敷地面積:約140,000平方メートル

営業時間:9:00~17:00(最終入場時間15:00)

休園日 :火・水曜日

利用料金:ツリートップアドベンチャー、アドベンチャーコース

     小人・大人 3,800円(税込)

     チャレンジコース

     小人・大人 2,500円(税込)

     ※予約制

【会社概要】

商号  : 株式会社冒険の森

代表者 : 代表取締役 伴戸 忠三郎

所在地 : 〒563-0341 大阪府豊能郡能勢町宿野437番地の1

設立  : 2011年3月7日

事業内容: 未活用林を使ったアウトドア施設の開発、運営

URL   : https://bouken.co.jp

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