シンガーソングライターの足立佳奈が8月17日に神奈川県川崎市の洗足学園の前田ホールで開催された、学園創立100 周年および川崎市市制100 周年を記念した「KAWASAKI・SENZOKU 100th FESTIVAL」に出場した。
(取材・撮影:伊藤直樹©ニュースラウンジ/一部オフィシャル提供写真)
1曲目の『私今あなたに恋をしています』を伸びのある声と圧倒的な声量で聴かせると、「はじめましての方、ほとんどだと思います。そんなみなさんと、今日こうして(創立)100周年・(姿勢)100周年のお祝いができてうれしいです」と、お祝いを述べると、「私は洗足学園音楽大学の卒業生と言うことで歌わせていただいてます。ミュージカルコースでした。岐阜県出身なんですけど、岐阜から初めて神奈川に出てきて、初めて自分の実家じゃない住所を書く。神奈川県川崎市と初めて書いたときにうわー、岐阜の人じゃなくなったんだとすごくワクワクしました。神奈川県川崎市には大学4年間と+1年の5年間過ごさせてもらって、住んでいたのも、この辺で、溝口の私の第二の故郷と言っても間違えないかなと思っています」と、洗足学園音楽大学の最寄り駅である武蔵溝ノ口駅の思い出と思い入れを語る。
続いて、「普段シンガーソングライターをやっていると歌わない曲なんですけと、ここなら歌ってもいいかなと次の曲を選んできました。知ってる曲だと思ってくれると嬉しいです」というと、2曲目はディズニー映画『塔の上のラプンツェル』(2010年)の『輝く未来』(ディズニーカバー)を、途中、ステージの前に出て、淵に腰かけながらしっとりと、しかし、力強く歌う。
「うわーうれしい。すごい新鮮!ミュージカルコースに入らさせてもらってから、ミュージカルコースなのにシンガーソングライターをしていたりして、舞台にミュージカルの歌で出たりすることが一度も今までなくて、そんな中で、今日こういうステージをいただいて、皆さんの前で、きっと皆さんが初めてです。私のこういう歌を聞いてくださったんですけど、いかがだったでしょうか。やっぱりいいですね。いろんなジャンルの歌を歌えるってこういうあ時でないと…」と、思い入れを。
3曲目は「せつないラブソング」という『ひとりよがり』を。ホールの照明も秋色に変わり、しっとりと情感込めて歌い上げる。
「最後の曲になります。もっともっともっといい日になりますように心を込めて」と、『Good day』を「最後の曲はみんないっしょに」と。歌の途中でランランララララ~ランランララララ~と歌う部分を、初めは「みんなで大きな声で!」と、一緒に歌うよう促し、途中、間奏から「さぁ、皆さんの番がやってまいりました心の準備よろしいでしょうか」と煽ると、ステージ半分をAチーム、Bチームにわけ、高音と低音、足立とでハモリ。右に左にとステージを目いっぱい使って、観客の声を聴いて促したり、客席の中に入っていって煽るなど、ホール全体で大合唱して盛り上がった。
【セットリスト】
1.私今あなたに恋をしています
2.輝く未来(ディズニーカバー)「塔の上のラプンツェル」(2010年)
3.ひとりよがり
4.Good day
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