石川県の馳浩知事が8月20日東京・丸の内ビルディング１階マルキューブで、“能登・石川から全国へ”「のともっとMARCHE TOKYO」のキックオフイベントに登場。松井秀喜さんもビデオメッセージで「能登・石川のおいしいものを買って食べて応援お願いします」と。
（取材・撮影：伊藤直樹©ニュースラウンジ）
トップ写真は石川県知事 馳浩
「のともっとMARCHE」とは、能登半島地震から７ヶ月が経過し、多くの方々からの支援・応援によって、着実に⼀歩ずつ復旧・復興に向かって歩みを進めている。の歩みを更に進めるためにも、全国の人に石川県の能登を「もっと」知って、能登の魅力に「もっと」触れて愛して、応援してもらいたいという思いから始まり、食から始まる復興支援として ここ東京・丸の内をキックオフとし、その後、大阪、名古屋、京都でも開催し、皆様からの応援の声を持って来年の3月には石川県で開催する予定となっている。
当日は、能登野菜や船凍スルメイカ、能登の塩など、能登を中心とした石川県産農林水産物や加工品を販売いたします。「馳浩」知事を用いた、生成AIによる広報キャラクター「AI石川県知事 デジヒロシ」やミス百万石・小坂桃萌（こさかもも）も来場して盛り上げた。
馳知事は、「元日の震災では230名の方が残念ながら犠牲となりました。災害関連死を100名ほど加えますと、330名を超える方の犠牲という痛ましい震災となりましたが、能登にお住まいの皆さんは生きていくために必死です。生活をすることと仕事をすることと、そして自分たちが生産したものを気持ちよく食べていただきたい、その応援をお願いしたいというのが今回の「のともっとMARCHE」であります。
どうぞ皆さん大いに買っていただいて、そして応援をしていただいて、できれば近いうちに能登半島にお越しいただきたいと思います。我々は、必ず能登半島の復興を成し遂げたいと思います。その姿を見ていただきたいと思っています」と力強く決意を語った。
石川県出身で元プロ野球選手、メジャーリーガーの松井秀喜はビデオメッセージを寄せた。
「こんにちは。松井秀喜です。まず、能登地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 能登地震からもう半年以上が経ちました。地震発生以降、石川県出身の1人として私も何かしたい、やりたいと考えておりましたが、ちょうどゴールデンウィークの時に帰省しまして、被害の大きかった珠洲市、輪島市、七尾市と、能登地区にお住まいのお子様を招待し、野球教室を開催しました。震災の影響を全く感じさせない、生き生きとしたお子さんたちの姿がとても印象的でした。お子さんたちから伝わるエネルギー、私たち大人も勇気づけてもらえたと思っております。あのお子さんたちの姿を見て、必ず能登は復興すると確信を持ちました。
私自身も能登にはたくさんの思い出があります。1番最初に能登を訪れたのは、祖父母の旅行でした。そして、小学校の修学旅行も能登でした。高校時代には野球の試合でも来ました。その宿舎で食べたご飯、野菜と日本海の新鮮な魚介類の味は今でも覚えております。そのおいしい野菜や果物を作っておられる農業の方々が農業を続けていくか悩んでいるというお話を伺いました。そんな時に私たちができることは能登・石川のおいしい食材、秋になると新米、サツマイモ、冬には蟹やブリなどおいしいものがたくさんあります。もっとおいしい声を届けましょう。これからの能登・石川のおいしいものを買って食べて、 応援お願いします」
また、丸の内エリア大型ビルの飲食店20店舗で、能登牛や石川県産米など県産食材を使用した料理を提供する「のともっとRESTAURANT FAIR TOKYO」を8月20日から9月2日までの2週間開催される。
詳細はこちら
https://www.marunouchi.com/lp/gourmet2024_ishikawa/
【キックオフイベント】
日 時：2024年8⽉20⽇(⽕) 13:00-13:30 (受付12:30〜) 先着
会 場：丸ビル１階マルキューブ（東京都千代⽥区丸の内2-4-1）
登壇者：石川県知事馳浩
三菱地所株式会社代表執行役執⾏役副社⻑細包憲志
農林中央金庫常務執行役員土田智子
石川県農業協同組合中央会代表理事会⻑西沢耕⼀
石川県漁業協同組合代表理事組合⻑笹原丈光
日の出大敷五代目網元中田洋助
ラトリエ・ドゥ・ノトシェフ池端隼也
内 容：石川県知事挨拶、応援企業代表挨拶
松井秀喜⽒ビデオメッセージ放映、フォトセッション
