東京藝術大で学ぶ美大生でもある、アイドルグループ『乃木坂46』の池田瑛紗(テレサ)が9月19日東京・東京国立博物館 表慶館で開催されるJRA 70周年特別展示「世界一までの蹄跡」のテープカットセレモニーに出席した。池田さんは単独でのイベント出演は初。
池田さんの通っている東京藝術大学が上野にあるということと、展示会場エントランスに同じ現役の藝大生が描いた優駿の名シーンの絵が飾られているほか、絵画作品が数多く出展されることから、起用された。池田さんは、自身が担当するラジオ番組でのファンミ―ティング的なイベントには単独出演の経験はあるが、ゲストとして登場する今回のようなイベントへの単独での出演は初だという。
(取材・撮影:伊藤直樹©ニュースラウンジ)
グレーの透け感があるドレスで登場した池田さんは、テープカットセレモニーに参加した後、「本日は記念すべき70周年の記念展示セレモニーにご招待いただき、本当に光栄です。ありがとうございます」とあいさつ。
展示会が行われる表慶館は、国の重要文化財に指定されており、過去には「春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46」(2021年9月4日~11月28日)という展覧会が行われた縁も。2022年に5期生として加入した池田さんは、「私はまだ加入前の時期でして、先輩方がこちらで パフォーマンスも披露させていただいたのを一視聴者として見ていたんですが、今回ほんとにあらためて素敵な機会に恵まれていたなと 思っております」と感慨深げ。
この展示では、エントランスに芸大生の方々が書いた絵を展示しているそうだが、「はい、見さしていただきました。そうですね。学生の皆さんの筆致の1つ1つに、そういう個性だったり、それぞれの競走馬の魅力がすごいふんだんに描かれているので、とても素敵な作品だなと思いました。多くの方に見ていただきたいですね」と感想を。
ほかにも館内を観て回り、気になった作品について聞かれると、東山魁夷『水辺放牧』を挙げ「すごい大きくて迫力があって、とても魅力的だなと思いました」と、美大生だけに、やはり絵画に目がひかれたようだ。
最後に、「先ほど申し上げた作品の数々もそうですが、今回こちらでしか見ることができないような貴重な作品ばかりになっておりますので、是非皆さんにも足を運んでいただけたらなと思っています。本日はありがとうございます」とあいさつした。
JRA(日本中央競馬会)は、創立70周年を記念して、東京国立博物館 表慶館で9月20日(金)より10月20日(日)まで、特別展示会「世界一までの蹄跡」を開催する。
展示会には、歴代の名馬にかかわるトロフィーや馬具、日本馬と日本のレースが世界一になるまでの道のり、想い出のレース映像、さらに著名な芸術家による「馬」を題材にした美術工芸品等、魅力あるコンテンツを用意。総合博物館展示という普段とは異なる視点で、競馬や馬事文化を閲覧することができる。
JRA 70周年特別展示「世界一までの蹄跡」国立博物館 表慶館にて開催
【日時】2024年9月19日(木)AM14:00~14:40頃 13:30受付開始
【会場】東京国立博物館 表慶館前広場(東京都台東区上野公園13-9)
【登壇者】日本中央競馬会理事長 吉田 正義
乃木坂46 池田瑛紗さん
東京国立博物館館長 藤原 誠
公益財団法人馬事文化財団理事長 高橋 敦樹