【高校バスケ ウィンターカップ】鵠沼高校が強固なディフェンスと長打で2回戦進出

【高校バスケ ウインターカップ】鵠沼高校が強固なディフェンスと長打で2回戦進出

【高校バスケ ウィンターカップ】鵠沼高校が強固なディフェンスと長打で2回戦進出

 12月23日~29日の7日間にわたり行われる「第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会(SoftBankウインターカップ2023)」が、東京体育館(メイン会場)と武蔵野の森総合スポーツプラザ(サブ会場)で始まった。

 初日23日の第1試合から接戦が繰り広げられた。鵠沼高等学校(神奈川県・2年連続3回目)と聖カタリナ学園(愛媛①・6年連続26回目)のゲームもその一つで、タイムオーバー(延長戦)決着となり、鵠沼高校88-83聖カタリナ学園 のスコアで鵠沼が勝利し2回戦進出を決めた。

 写真は、聖カタリナ学園にオーバータイム(延長戦)の激闘を制して勝利し、2回戦進出を喜ぶ選手たち

 全員でゴールに挑戦しスピードと強固で積極的なディフェンスを展開する鵠沼。聖カタリナの攻撃を抑え、時に放つ3ポイントシュートを高確率で決めて、序盤の第1Q(クォーター)以外はゲームの主導権を確保して勝利した。

 第1Q(クォーターが)は、聖カタリナが10点差をつけゲームの主導権を取り、鵠沼が追う展開。第2Qに入ると、鵠沼が強度の高いディフェンス力を発揮して聖カタリナの攻撃を削ぎつつ、リバウンド争いから連続3ポイントシュートを成功されて反撃を開始。前半終了時には5点差まで接近した。

 後半に入り第3Qも累計得点でリードは聖カタリナだが、リズムは鵠沼。村上蘭菜(#5・3年)らがけん引して反撃を加速。その効果は第4Qで現れ、1ポゼッション差の攻防が続き、決着がつかず鵠沼高校74-74聖カタリナ学園 のスコアでオーバータイム。

 5分間のオーバータイムでチームのリズムに乗り切った鵠沼が14得点を挙げて聖カタリナに勝利した。鵠沼は、青木七彩(#14・2年)28点、村上蘭菜(#5・3年)16点、恵悠衣(#10・2年)15点、竹部心羽(#6・2年)13点、鈴木栞奈(#12・2年)9点、新倉沙菜(#4・3年)7点を上げ、その勝因は、強固なディフェンスと確率の高い長打砲。最終スコアは、鵠沼高校88-83聖カタリナ学園。

 2回戦は、12月24日に県立岡豊高校(高知県・3年連続16回目)と対戦する。

 

【高校バスケ ウィンターカップ】鵠沼高校が強固なディフェンスと長打で2回戦進出
「微笑み返し」で気持ちを一つにする鵠沼の選手たち。苦しいときにも笑顔が目立った

【高校バスケ ウィンターカップ】鵠沼高校が強固なディフェンスと長打で2回戦進出
村上蘭菜(#5・3年)が反撃・逆転をけん引する

【高校バスケ ウィンターカップ】鵠沼高校が強固なディフェンスと長打で2回戦進出
鵠沼の強固なディフェンスが聖カタリナの攻撃に対峙した

【高校バスケ ウィンターカップ】鵠沼高校が強固なディフェンスと長打で2回戦進出
選手越しにパスをする青木七彩(#6)

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