石原さとみ、ALS啓発音楽フェス「MOVE FES. 2023」に登場

石原さとみ、ALS啓発音楽フェス「MOVE FES. 2023」に登場

 女優・石原さとみ(36)がナレーションを担当した、ヒューマンドキュメンタリー『NO LIMIT,YOUR LIFE ノー リミット,ユア ライフ』(監督:毛利哲也/配給・宣伝:東映エージエンシー)が6月23日より、T・ジョイPRINCE品川、T・ジョイ梅田ほか全国順次公開される。石原さとみのコメント映像が到着した。

 同ヒューマンドキュメンタリーは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患った武藤将胤(むとうまさたね)と、発病を知った上で結婚した妻・木綿子(ゆうこ)。愛と科学で病に立ち向かう二人の姿を描く。

 2021年8月、東京パラリンピック開会式。車いすの少女が演じる「片翼の小さな飛行機」の物語で、ド派手な衣装をまとい、布袋寅泰らを乗せたデコトラの運転席に座りパフォーマンスを繰り広げた武藤将胤。全ての人が自分らしさを表現し、生き続けられる「BORDERLESSな生き方」を世界へ発信した。イベントに明け暮れた学生時代。社会を明るくするアイデアを形にするため大手広告会社に就職。広告プランナーとなり順風満帆の人生が続くと思っていた。
 妻・木綿子と初めて会った日、手の震えが始まる。27歳の時、全身の筋肉が徐々に動かせなくなる進行性の難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断。「俺の人生は終わるのか—」絶望しかけたその時浮かんだのは、患者たちの未来を明るくするアイデアを形にする事。病気の啓発と、最新テクノロジーを使った活動を開始した。

 ALS(Amyotrophic Lateral Sclerosis・筋萎縮性側索硬化症)とは、手足やのど、舌などの筋肉が痩せて徐々に弱くなっていき、意識や感覚は保たれたまま、全身が動かせなくなる進行性の難病。筋肉を動かす脳や脊髄にある運動神経細胞(運動ニューロン)が障害を受けることで発症し、発症から平均3~5年で呼吸困難に陥り、死に至ることが多いと言われている。日本での患者数は約1万人で、発症のメカニズムはまだ十分に解明されておらず、進行を遅らせる既存薬はあるが、根本的な治療法はまだない。

 この度本作のナレーションを務めた、石原さとみさんのインタビュー映像が到着した。映像の中で石原は「初めて会ったのは6年ほど前なのですが、明るくて、かっこよくて、面白くて。友達になりたいと思って連絡先を交換させてもらった」と武藤夫妻初めて会った時の印象を語る。「この映画を撮っているということは以前から聞いていて、私もなにか関われたら嬉しいなと思っていました。辛さだったり、大変さだったり、乗り越えていく姿というのは本当に見ていて胸が熱くなりました」と、ナレーションを入れる際に気持ちを抑えるのが大変だったと語る。最後に、「使命を自覚するとこんなにも強くなれるだと背中を押されました。奇跡を自らの手で掴もうとする姿は本当に勇気づけられます。一人でも多くの人に観てもらって、知ってもらえれば」と観客へのメッセージを贈った。

 ALSを治せる日が来ると信じて活動を続ける、武藤将胤の限界なき挑戦の日々を追う『NO LIMIT,YOUR LIFE ノー リミット,ユア ライフ』は、本日6月23日より公開となる。

 ▶インタビュー映像YouTubeリンク:https://www.youtube.com/watch?v=0Ud69jVuCxM

 武藤将胤 武藤木綿子 ナレーション:石原さとみ 監督:毛利哲也
 制作プロダクション:フレックス 製作:テレビ朝日 フレックス 配給・宣伝:東映エージエンシー
 2023 年/カラー/5.1ch/16:9/1 時間39 分/©2023 テレビ朝日・フレックス www.masatane.toeiad.co.jp

 

石原さとみ、ALS啓発音楽フェス「MOVE FES. 2023」に登場


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