なにわ男子・西畑大吾、映画『忌怪島』船上完成報告イベント

なにわ男子・西畑大吾、映画『忌怪島』船上完成報告イベント
 (映画『忌怪島/きかいじま』完成報告船上イベント:ホラー映画初主演となった『なにわ男子』西畑大吾)

 アイドルグループ『なにわ男子』の西畑大吾(26)が『忌怪島/きかいじま』(監督:清水崇/配給:東映)の完成報告イベントが24日、同作の舞台が〝島″ということにちなみ…海の上!船上で行われた。当日は、あまりの強風に作品にも追い風がやってきた?!とか・・・。他に、生駒里奈、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛、祷キララの豪華キャスト陣と清水崇監督の7名が登壇した。

 同作は、大ヒットを叩き出した映画『犬鳴村』、『樹海村』、『牛首村』の「恐怖の村」シリーズを生み出した東映と清水崇監督が手がける最新作で、アイドルグループ『なにわ男子』の西畑大吾がホラー映画初主演を務める。

 2022年4月~5月にかけて奄美大島を中心に撮影が行われ、「島」という閉鎖空間を舞台に今話題の「VR」の世界を表現。「VR」研究チーム“シンセカイ”に次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた「赤い女」の怨念、真っ赤に染まる島。現実と仮想という2つの空間で、今までにない最強の恐怖が待ち受ける。

 西畑はホラー映画初出演について、「いやもう、すごい怖かったです。監督から言われた言葉が『試写会で主演があんなに怖がってる作品初めて』と、それくらい怖かったですし、ホラー要素だけじゃないので、そこがすごく楽しめる箇所になっていたのが特徴的でした」と感想を。

 監督は西畑の普段とのギャップについて、「思いのほかすごく勘がよくて、僕も若い研究者に会ったりもしたんですが、いるいるこういう人いるって感じで演じてもらえたので、すごく彼でよかったなと思いました」絶賛。その言葉に西畑は「嬉しい!ありがとうございます!」と満面の笑み浮かべた。

 また、奄美での撮影について平岡は、「3週間ロケで奄美大島に居たんですけど、撮影したのが7日間ぐらいなんですよ!笑雨で僕のシーンが撮れないってなって後回し後回しで、島でずっと休日を過ごしてました」と答え、キャスト陣からは『えー』と驚きの声が上がった。

 生駒は「(奄美大島に行ったことで)ネガティブな考えから凄くポジティブな考えになって、今度行った時とかは、海を泳ぎたいな。奄美大島で撮影をして、素敵なキャストさんに囲まれて、ちょっとポジティブになって東京に帰ることができました。」とコメントし(日差しや虫が嫌いな生駒に対し)撮影前との大きな変化にキャスト陣は驚きの表情を浮かべた。

 西畑は「(奄美の伝統で泥染というのがあって)撮影で行けなかったんですが、(キャストの皆さんがTシャツを)作ってくださって、涙涙でしたよ」とキャスト陣への感謝の気持ちと「ホラー映画とっている感じがしなかった」と話し、平岡は「(僕が作る泥染は)全部、人の顔が浮かび上がっているような染め方になっていて…。(島で)霊媒師の方にも見てもらったんですけど、死霊が7人ついているそうです…」とホラー映画にピッタリなエピソードを披露。

 監督はそのエピソードに対し『そのおかげで結婚できたんじゃない?』と話すと、平岡からは『そのおかげ?』と即座にツッコミもあり、生駒は『払ってもらったから幸せが舞い込んできた』とすかさずフォローした。水石は『あんまり旅行とか行かないから、すごいいい気分でした』と奄美でロケが旅行のようだったとそれぞれコメントした。

 祷は楽しく過ごしたキャスト陣に対し『うらやましい!人生22年生きていた中で、最も長い春でした。長くて長くて修行だと思って過ごしていました。減量していて、ご飯も食べれなかったので』でとイマジョの苦悩を明かした。

 演じる上で大変だったこと・気をつけたこととして、生駒は「特になかったです」とコメントすると、監督が「映画の内容の話になったらそれかい」とものすごい速さでツッコミ。それには生駒「違うんです」とすかさず返答。続けて生駒は「個性あるキャラクターばっかりがいるのでどうやったらみんなに華を持たせられるかなということを考えてました」と話した。

 平岡は「関西弁という設定で、本当に一番関西弁が難しかったです。今の西畑くんの年代だったら何ていうの?と先生になってもらってました」と答え、関西弁の先生となっていた西畑は「コテコテすぎてもちょっとわざとらしいので、いい感じにまぎらわして」と先生らしい完璧な回答をした。

 本作の英題、没入という意味のイマージョンにちなみ今没入していることは?
西畑「すごいタイムリーな話で、この作品に没入しているんだなって思ったのが、今日の夢が清水さんとショッピングモールみたいなところでデートしている夢だったんですよ。でも普通の夢じゃなくて近未来的なデパートで、飛んでる車とかもあったりして、デートしてたんですよ。いろんなプロモーションも出させていただいたりだとか、こうやって海上で完成披露させていただいたワクワクもあってみた夢だと思うんですよ」と本作に没入していることを明かした。監督からは「ごめんね。結婚もしてるし」とその場で悲しいお返事が。

 生駒「忌怪島の話じゃないですけど、今舞台で殺陣をやっているので殺陣ですかね、それに今没入してます」

 平岡「ギターばっかり弾いてます。朝の9時から夜の9時まで弾いていて、僕の職業はなんなのかと」話し、笑いを誘った。

 水石は「お料理を。ヘルシーなお料理を自宅で作っています」

 川添「サッカーなんですけど、戦略とか考えるのが好きなので、おじさんみたいな見方しちゃうので人の見せられる姿じゃないですが」

 祷「私も料理です。なんで料理にハマったかと考えると忌怪島で。撮影中本当に料理が食べられなかったので」と話し、祷のエピソードに対して西畑から「クランクアップを同時にして、缶ビール飲んだんですよ。今でも一杯目の(祷さんの)顔を忘れられません」とクランクアップ時の思い出を明かした。

 最後に監督が「この映画の宣伝です」とそれぞれ没入していることを答えた。

 イベント最後に主演の西畑が「この作品はですね、VRという最新技術と怨念という非科学が融合された新感覚なホラー映画となっております。ホラー要素だけではなくてミステリー。島で起こる不可解な死であったりだとか、そこを解き明かしていったり、閉鎖された島という中でイマジョから逃げ切れるのというサバイバル要素もあるような映画となっております。少し暑くなってきた今だからこそご家族の皆さんだったり、恋人だったり、ご友人だったりで見ていただければと少しひやっとしていただけるではないかなと思います」また船上でのイベントに「追い風がすごかったですね。よかったです。作品も追い風に乗って!」とイベントを締め括った。

なにわ男子・西畑大吾、映画『忌怪島』船上完成報告イベント
映画『忌怪島/きかいじま』完成報告船上イベント(左から)清水崇監督、川添野愛、平岡祐太、西畑大吾、生駒里奈、水石亜飛夢、祷キララ

 ■キャスト追加コメント
 <西畑大吾 コメント>
 とても楽しかったです。天気にも恵まれて、船の上の追い風が、僕たちの映画を押してくれていると感じられて、いい時間を過ごせたと思います。

 <生駒里奈 コメント>
 この作品を船の上でイベントとして発信できるということがワクワクしました。

 <平岡祐太 コメント>
 島に向かうっていう感じがあって良かった。公開が近づいてきているなという感じです。たくさんの人に観てもらえるという反応が楽しみですね。

 <水石亜飛夢 コメント>
 独特な宣伝の仕方もこの忌怪島の特徴の1つだなと感じましたし、アロハチックな島をイメージした衣装で立たせていただいて、1年前の島を思い出すような風と日差しを思い出すような。みんなで久しぶりに会って楽しく、みなさまの前でできてよかったなと。これから盛り上がっていけたらなと思います。

 <川添野愛 コメント>
 みんなで集まったのは久しぶりだったので、嬉しかったし、一瞬で撮影時の様子に戻って、和気藹々と楽しかったです。風にも負けず、お天気に恵まれて、本当にいつもどうりの話ている感じがよく伝わったんじゃないかなと。風のおかげでみんなで取り繕っている余裕なかったので、素がでて清水組の関係性がよく出てたと思います。

 <祷キララ コメント>
 今回初めて船上でのイベントに参加しました。『忌怪島』は映画の中でも船で向かうシーンがあったのを思い出して、私は島にいる側の役だったんですが、色々思い出すものがあって楽しいんですが、ゾッとしながら話してました。

 <清水崇監督 コメント>
 もうまず晴れてよかったですね。大吾とも他の出演者とも向かう途中で晴れてよかったと話をしてました。雨だったら、船上での島を感じるものにしようという絵作りが台無しですし、ドローンも飛ばせなっかったですし雨だったら。船上でわざわざイベントやって意味があるのかなと正直思ってたのですが、宣伝部さんの目論見通りでよかったと思います。

 映画『忌怪島/きかいじま』 作品概要
 【タイトル】 『忌怪島/きかいじま』(※スラッシュ記号(大文字)と平仮名もタイトルに含まれます)
 【公開情報】 2023年6月16日(金)全国公開
 【出演】 ⻄畑⼤吾(なにわ男⼦)
      ⽣駒⾥奈 平岡祐太 ⽔⽯亜⾶夢 川添野愛
      大場泰正 祷キララ 吉田妙子 大谷凜香 ・ 笹野⾼史
      當真あみ なだぎ武 伊藤歩 / ⼭本美⽉
 監督:清水崇
 脚本:いながききよたか 清水崇 音楽:山下康介
 製作:柳迫成彦 與田尚志 藤島ジュリーK. 丸橋哲彦 牟田口新一郎 後藤明信 吉村和文 宮田昌広 檜原麻希
 企画:紀伊宗之 企画・プロデュース:小杉宝
 撮影:伊集守忠 美術:都築雄二 照明:酒井隆英 録音:田中博信 編集:鈴木理 装飾:松田光畝 スタイリスト:城宝昭子 ヘアメイク:小出みさ
 特殊デザイン:百武朋 VFXスーパーバイザー:鹿角剛 音響効果:赤澤勇二 キャスティング:杉野剛 助監督:毛利安孝 
 ホラー担当:川松尚良 制作担当:伊藤栄
 配給:東映

 【公式HP】 https://kikaijima-movie2023.jp/
 【公式Twitter】 @Kikaijima2023 (https://twitter.com/kikaijima2023)
 【公式Instagram】 kikaijima2023(https://www.instagram.com/kikaijima2023/)
 【公式TikTok】 kikaijima2023(https://www.tiktok.com/@kikaijima2023)

 ©2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会

 

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