/脚本家・橋田壽賀子さん死去『おしん』、『渡鬼』など手がける

脚本家・橋田壽賀子さん死去『おしん』、『渡鬼』など手がける

 『おしん』(NHK)や『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)など、数多くのテレビドラマを手がけ、文化勲章を受章した脚本家の橋田壽賀子さんが4日、急性リンパ腫のため静岡県内の自宅で亡くなった。95歳だった。

 5日、NHKが報じており、橋田さんは1925年に現在の韓国・ソウルで生まれ、49年に映画会社の「松竹」に入社。その後、フリーの脚本家としてテレビドラマの人気作品を数多く手がけた。『おんな太閤記』や『春日局』などのNHK大河ドラマも担当し、泉ピン子主演の『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)は90年にスタートし、500回以上放送される長寿ドラマとなった。

 92年には新人脚本家の育成を目的に、「橋田文化財団」を設立。日本人の心やふれあいを温かく取り上げた番組や人に贈る「橋田賞」を毎年主催するなど、後進の育成にも力を注いできた。

 また、2015年に文化功労者に選ばれ、20年には文化勲章を受章している。