女優・相武紗季（26）が3日、都内でDVD＆Blu-ray『家政婦のミタ』（バップ）発売記念トークイベントに、人気子役・本田望結（7）、俳優・中川大志（13）、綾部守人（13）とともに登壇した。
母親が亡くなり、バラバラになってしまった翔（中川）、海斗（綾部）、希衣（本田）ら5人家族の阿須田家を一見常識はずれの行動でまとめたスーパー家政婦・三田（松嶋菜々子）の活躍が描かれ、最高視聴率40％を記録した人気ドラマ『家政婦のミタ』がDVD＆Blu-rayとなって帰ってきた。特典には“未公開クランクアップ集”や“ブックレット”などがつき、隠されたエピソードなどが収められている。
トークショー前の会見に和気あいあいと現れた4人。いつもやることが空回りしてしまうといううらら役で出演した相武は、人気ドラマとなった同作に、「役の反響がすごくて、ドジなのかと聞かれたりします」と、意外な効用を明かした。
本番のトークショーでは、4人は会うのが久々だそうで、中川が「望結背が伸びたよね」というと、「120センチになりました」と、本田が笑みを見せ、チームワークのよかった現場の様子を再現することに。
演じた役については、本田が「希衣ちゃんは甘えん坊だけど、最後は強くなってみんなを守る大人になる役で自分と似てます」と、しっかり返答し、ファンをほっこりさせれば、相武は、「あんなに空気読めな感じではないけど、空回りしているのは分かる」と、うららを身近に感じたのだとか。それでも、料理がヘタという設定が、周囲に影響を与えてしまったようで、「役柄でやってるのに、誰も料理しているとき近づいてこなくなった」と、苦笑いだ。
そんな相武は現場で、「ひっくり返るということで、どうやったらうまくこけられるか学んだ」と明かすと、会場には笑いがあふれることに。さらに、松嶋について相武は、「撮影現場から出た時、（携帯の）アプリで戦闘力を計るものがあったけど松嶋さんの写真が断トツ高くて、望結ちゃんが2ケタでほかの人も数千だったのに、何万まで行って一番高かった」と、“ミタ”のオーラのようなものがあったのだとか。
劇中には相武は松嶋からビンタされるシーンも。本番では「（ビンタの）回数を増やした。そこで三田さんが動揺していたのにキュンとした」と、舞台裏話を。その回数は「8×3セットくらい」と、相当数にのぼることとなったが、「（松嶋が）三田さんになるとビンタは痛くなかった、当たってるんですけど、流れるように打つと痛くないんです。手の形がついて笑われはしましたけど」と、エピソードを明かしていた。
ほかにも、イベントでは松嶋直伝という三田のモノマネを本田が披露したり、ラストで三田が笑うシーンはそれぞれアドリブだったりしたことが次々と明かされるなど、ファンには新たな事実を楽しめるものとなった。
『家政婦のミタ』DVD＆Blu-rayは好評発売中！
