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A.B.C-Z戸塚祥太登場舞台あいさつが10分で完売!観客の細かい描写観る姿勢に笑み

A.B.C-Z戸塚祥太登場舞台あいさつが10分で完売!観客の細かい描写観る姿勢に笑み
原田眞人監督が戸塚祥太をべた褒めすることも

 人気アイドルグループ『A.B.C―Z』の戸塚祥太(28)が21日、東京・新宿ピカデリーで映画『日本のいちばん長い日』(監督・脚本:原田眞人/配給:アスミック・エース、松竹)トークイベントを原田監督(66)とともに開いた。

 太平洋戦争末期の4ヶ月間の日本が舞台。広島、長崎に原爆が投下され戦況はますます悪化し“一億玉砕論”が渦巻く中、本土決戦を主張しながらも天皇陛下の身を案じ、陸軍の暴走を止めることに苦悩する阿南惟幾陸軍大臣(役所)ら戦争を終結するために戦った男たちの物語が描かれる。戸塚は若いながらも率先して戦争を継続しようとした25歳の藤井政美陸軍大尉を演じた。

 発売約10分で完売したという人気の舞台あいさつとなり、場内は女性客でいっぱいに。「戦争のお話に参加させていただくのは始めてですのでいい経験になりました」と、成長につながった様子を見せる。

 すでに2回本作を観ているそうで、戸塚は、「(今月)15日に観たかったんですが観れなくて、16日のレイトショーで二子玉川に行ったら監督来るぞというので買って入りました」と、動員にも貢献しており、原田監督が「とっつーでも買って来るんだよ!よろしくお願いします(笑)」と、アピール。これに戸塚は「映画好きなので」と、はにかんだ。

 作品では戸塚ファンのために、戸塚が帽子を脱いで丸刈りの頭を見せるシーンもしっかりアップで入れ込んでいるそうで、これに戸塚は、「ズキューンって撃たれて!(笑)『監督優しい』って」と、感激したそうだ。

 撮影現場では、戸塚は将校仲間とよく食事をしていたというが、「ジャニーズが1人入ってるらしいぜと言われて」と、話題になったのだとか。しかし戸塚としては、「自分からジャニーズとは言いづらくないですか」と、いう理由から言い出しづらかったそう。

 実際に、現場ではジャニーズのアイドルではなく俳優として現場では見られていたそうで、原田監督は「ミニワークショップですっごく勘がいいし積極的だし、目が輝いてた」と、べた褒め。これに戸塚は「映画に出たいと思っていただけなので」と、本音を話し観客の笑いを誘ったが、ワークショップはこれまでにない経験だったため、どれも新鮮だったようで楽しんだそうで、「みんな知らない人ですけど、ライバルみたいな気分でした」と、話していた。

 さらに、戸塚は、あるシーンの撮影が終わった時のことを、「『(原田監督から)藤井、いまの良かったよ』と言われて、これで無事に終われそうだと思って」と、胸元をギュッと押さえる姿を見せ、相当にこの一言に感動した様子を現していた。

 イベントではほかにも、観客からの質問を受けつけるコーナーがあり、戸塚の細かい演技をしていたことを挙げられ「細かいところまで観てくださってますね!ありがとうございます!」と、笑顔を返す一幕もあるなどで盛り上がった。

 最後に戸塚は、「この映画は毎年、8月15日にこの映画は観ようと思っています。若い世代の戦争が身近ではない方には、知ることができるのではないかと思います。身近な家族のことを大事にしたりすることも描かれる、素敵な映画です。多くの人にこの映画を勧めてください」と、PRしていた。

 映画『日本のいちばん長い日』は全国ロードショー中!

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