映画『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター『R2-D2』と『C-3PO』が18日、ANA『STAR WARS(TM)プロジェクト』記者会見に『ウォルト・ディズニ-・ジャパン株式会社』代表取締役社長のポール・キャンドランド氏、『全日本空輸株式会社』代表取締役社長の篠辺修氏とともに出席した。
映画『スター・ウォーズ』シリーズの最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(原題 Star Wars:The Force Awakens)』)に登場する新キャラクター『BB-8』をデザインした新たな特別塗装機が2機お披露目された。今年4月に一足早くお披露目されたR2-D2をデザインした特別塗装機1機も並んだ。
2015年12月18日に10年ぶりの最新作公開を控え、「スター・ウォーズ・イヤー」として、全世界で盛り上がりを見せる中、今年4月、『ANA』は『ウォルト・ディズニー・ジャパン』と、『スター・ウォーズ』ブランドを活用するプロモーションライセンス契約に基づき、世界で初めてスター・ウォーズキャラクターをデザインした特別塗装機を発表。2020年3月までの5年間にわたる『STAR WARS(TM)プロジェクト』を始動した。
今回、新たに発表された特別塗装機は、新キャラクター『BB-8』が大きく描かれた機体。2016年3月頃、北米路線を中心とした国際線に就航予定。もう一機は、『BB-8』と『R2-D2』が描かれており、今年11月頃に国内線に就航する予定。
また、4月にデザインを発表した『R2-D2』の特別塗装機は、10月初旬に日本に到着。その後、お披露目として、羽田空港発着の遊覧フライトを予定。『ANA PLANET Fan Photo 投稿キャンペーン』及び『ANAマイレージクラブ遊覧フライトキャンペーン』に応募した人の中から抽選で、それぞれ39名(ANA国際線就航都市数と同数)と50名、合計89名を招待する。
10月18日の羽田(東京)=バンクーバー(カナダ)線から就航開始予定。その後、10月中旬~11月下旬:主に、成田(東京)=サンノゼ(アメリカ)、12月初旬:主に、成田(東京)=シアトル(アメリカ)、12月中旬以降:羽田(東京)=シドニー(オーストラリア)、羽田=ジャカルタ(インドネシア)、羽田=北京(中国)、羽田(東京)=ミュンヘン(ドイツ)、羽田(東京)=パリ(フランス)等
篠辺社長は、「5年間のプロジェクトなので、ANAの来年国際線就航30周年だけではなく、2020年の東京オリンピックなどを含めて、いろいろなイベントに特別塗装機を使いたいなぁと思っています」と、今後5年間のプロジェクトの一環を披露。
映画『スター・ウォーズ』との共通点を聞かれた篠辺社長は、「長期的な2025年のプランとして『宇宙へ』というのを出しました。そのプラント計画が偶然重なっています。スター・ウォーズの映画もスペースオペラだと思う。宇宙を背景に。私どもも将来は宇宙を目指した航空会社を目指したいと思っております」と、スケールの大きな話。
また、映画『スター・ウォーズ』で想い出に残っているシーンとして、「第1作目(第4話)で『R2-D2』と『C-3PO』が砂漠を歩いているシーン。2体のロボットが未来を象徴しているんだなと、強烈に印象付けられました」と、未来を意識ていることがわかるコメントをした。
ディズニーは、「この飛行機、かなりカッコイイですよ!世界的に話題になるぐらいと思っています。機内でもいろいろ計画していますので、楽しいエンタテインメントイベントになるんじゃないかと思っています」と、絶賛しつつ、「自分もこの飛行機見て乗りたいなぁと思って、用事がなくても羽田に行って(乗るために)バンクーバーやシドニーに行こうかなぁと考えております」と、笑わせた。