人気声優・増田俊樹（22）と細谷佳正（30）のユニット『MaxBoys』が8日、東京・文化放送で2ndシングル『HEART ＆ SOUL』（ユニバーサルミュージック）発売記念イベントを開き、150人のファンが詰めかけた。
広島県の同郷で自分の殻を破るため何事にも全力で当たっていく2人の姿が共感を読んでいるラジオ番組『細谷佳正・増田俊樹の全力男子』（文化放送、日曜・午後10時30分～）から飛び出したユニット『MaxBoys』によるイベント。今年2月15日には1stシングル『大切なもの』で『MaxBoys』としてもコンビを組み、細谷は増田をダーマス、逆に増田は細谷を兄さんと呼び合う兄弟のようなユニットだ。
イベント前の影ナレーションからサービスたっぷりで、ファンも楽しげ。2人が登場すると、場内に拍手があふれる。これからの2人の音楽の方向性をファンからのアンケートで決めていこうというコーナーでは、「全力で演歌歌ってください」と言われたりしたが、細谷が「方向性を見誤りたくない」と、苦笑いすることも。それぞれのソロ曲や、特典の話などが飛び出るなど、手応えがあったよう。
ジャケット撮影の際は、増田が「俺超MAXで行ったぜ～！でも、プールに光が反射して熱かった」というエピソードや、細谷が人生初のスイカ割りで、持っていた棒が折れたという普段見ることのできない2人の姿にファンは楽しんでいる様子。
さらに、午前のイベントで増田がスイカ割りをした際に、割り切ることがなかったがことに、細谷が「夏、すいか割れないでいいの？」とあおると、ファンから「割ろう！」という声が飛び、増田が「やってやりますよ！」と再度挑戦が決定。細谷が「これ割れたらいいことがありますよ」というと、増田も「これ割れたら、近い将来ライブできるんじゃないかな」と、願望を叫ぶこととなった。
そして、スイカ割りに入ると、ファンはドキドキしながら、声援を送り、固唾を呑んで見守る。増田は意外と硬いスイカに悪戦苦闘しつつも何度かスイカを叩き、見事割り切ると、「やっと『HEART ＆ SOUL』始まった」と満足げだった。その後も、ファンへの直筆入でポスタープレゼントなどで盛り上がった。
イベント終わりでは、細谷が、「成長とか変化とか期待を、温かく見守って頂ければ。子供を見守るような気分で見守って頂ければ」とファンへ呼びかけると、ファンは温かい声援で応えお開きとなった。
終了後、2人は報道陣に向けて囲み会見を開き、増田が「みなさんの前に直にありがとうという言葉と、そのなかで、イベントを通してもう一度、お客様と話すというか。とてもいい一日だったと思います」と、感想を。細谷は、「前回のイベントでもっとファンの方と話したかったのにというのがあったのでよかった」という。
CDが発売された実感を、増田は、「僕らのものが手に取れるところにあるというのがあって、どう感じてもらえるのかという怖さはあったけど、スタートしたなという感じだった」と率直に。細谷は、「みなさんがCDを買って来てくださったというのを、イベントが終わった後に考えて、きょう初めて持てた感じ。いろんなタイミングとか事情で、1st以上にもっとプロモーションしたかったなというのがあって、もっとかかわりたかったなと思いました。結構遅いんですけど、僕はそんな感じでしたね」という。
新曲のポイントについては、増田が、「夏に聴いて清々しい曲で、『HEART ＆ SOUL』はいつ聞いても元気になれる曲。細谷さんに模して歌ったんですけど、女性だったら恋を抱く男性だったりを思っていただきながら聞いてもらったりとか」といい、細谷は「『HEART ＆ SOUL』の最後のサビに終わったところで『♪ラララララ～』って音程とっているところがあって、広がりを感じたんです。地球を感じるというか」と、壮大な感じな部分だったそうだ。
ファンからのアンケートで印象的だったものを尋ねられた、細谷は「バラードというのが印象に残りましたね。グッズという声もありましたけど、せっかく活動をしているので曲を多く歌いたい。冬が近いからバラードと言ってくださった方がいて、季節とあわせるというのが密になってきている感じがして」と希望を述べつつ、「まだ2ndなんで、はっきりとした方向性が決まってやってますというより、いろんなことを試したいという気持ちで作ってくれていると思う。しっくりくるような作業を楽しんでもらえたら」と、挑戦していくことを明かしていた。
最後に増田が「イベントに来て下さったみなさんありがとうというのと今後も進化し続ける『MaxBoys』の2人。今後の展開も目が離せないような、ことを続けていきます」というと、細谷が「見ててください！」と、アピールしていた。
2ndシングル『HEART ＆ SOUL』は好評発売中！
