
ティーンズ向けファッション誌『POPTEEN』(角川春樹事務所)専属モデルで、女子中高生から圧倒的な支持を集める“にこるん”藤田ニコル(17)が6日、都内で行われた『ソンビラン2015』日本初開催発表記者会見に出席した。
特命宣伝プロデューサーを務める藤田は、ハリウッド仕込みのメイクアップアーティストによる完璧なゾンビメイクを施し車イスに乗って登場。
日本初開催となる「ゾンビラン2015」とは、アメリカ、イギリス、ドイツ、中国、香港、台湾、シンガポール、マレーシアで開催されているランニングイベント。2014年1月にシンガポールでの開催時には約1万人が参加した。
今回、日本では、全長2kmに及ぶランニングコース上で待ち受ける大量のゾンビから逃げながら走り、腰につけたライフフラッグをゾンビから守り、ゴールを目指すというもの。ランが終わっても音楽フェスやフォトブースが待ち受け、ゾンビも人間も一緒になってゾンビパーティー楽しめる。
また、ゾンビから逃げる人間役だけでなく、追いかけるゾンビ役も一般募集される点。参加者は、追われる人間か追いかけるゾンビかを選べるのも特長になっている。

「完璧なゾンビメイク」と謳っていたが、車いすに乗る藤田の顔は普通。なーんだ、やっぱりモデルさんだけに・・・と、思っていると、車イスが正面を向いた瞬間!右半分にゾンビメイクが!!
藤田いわく、「振り向いたら、ビックリするかなぁと半分だけにした」と、計算だったそうで、デキについては、「盛れてると思います。いつものニコルと半分だけゾンビで、自撮りした時にどっちのよさもあって楽しいなぁ」と、ゴキゲン。
メイク時間は、「右は30~40分ぐらいで終わりました。この傷作るのに。やばいっしょ皮膚が!感覚は痛々しいけど、グロ可愛い。カラコン入れるだけでぜんぜん違うので、手っ取り早くできそうです」と、ノリノリで、衣装のナースも自前というほど、積極的に楽しんでいる。

藤田の起用理由について、武田利也社長は、「『ゾンビラン』のターゲットとして、高校生から20代がメインのお客様。絶大な支持を得ているニコルさん。ゾンビということと、パーティーもあるのでピッタリなイメージでお願いした次第です」と、説明した。
藤田のゾンビメイクについて、武田社長は、「めっちゃかわいいんですけど、近くで見るとすごく怖いです」というと、藤田が、「目をギョロッとするところがポイントです。と言うと、何度も社長の方をギョロッと向いて怖がらせていた。
「ゾンビ好き」を公言する藤田は、「さっき、ゾンビのお姉さんとかお兄さんがいたけど、髪の毛が紫とかでかわいいなぁと。歯もバーッとなっているから、次やるなら、そこまで(徹底して)やってみたい。服もゾンビって感じの服着たい。いまかわいいゾンビなので」と、さらなる進化を求めた。
さらに、宣伝だけではなく、実際にゾンビマラソンに参加したいという藤田は、「私は、走るの得意なので、50メートル7秒台なので、ゾンビのメイクするの楽しいなぁと思ったので、追いかけまわしたいです」と、ゾンビでの出場を事務所に直訴。

逃げる側の参加者にも、「せっかくだからコスプレして。ハロウィンぽいかっこうしても、写真撮るときに盛り上がるんじゃないかな」と、アドバイスした。
「恋愛も追っかけるタイプ」という藤田は、「自分から告っちゃうタイプですね。今までありますよ。だいじょばないときも、だいじょうぶなときも、どっちも経験してます。見た目は誰でもいいんですけど、中身ですね。年上ですね。優しい人がいい。見た目何でもいいです」と、ぶっちゃけトークに、マスコミ側のほうが、「そんなこと言って大丈夫なの?」と、心配するほど。
好きな人ができたら好きな人と出たい。いまいないですよ。でも、夏だからほしいなぁと思う。彼氏逃げるほうで、私ゾンビで。彼氏をめがけて追いかける。やってみたい」と、どこまでも自然体。
ちなみに追っかけたい芸能人は、「いないですね。特に好きな芸能人もいない。だから緊張しない。さんまさん面白かったから追っかけたい。笑い方面白かった」。
ゾンビプロデューサーとして、「ゾンビの服とかのデザインやりたい。(自分が描いた絵の)カムカムゾンビをリアルに作りたい。実際に登場させたい」と、願望も。
最後に、「“たん”ていうとギャル語なので。『怖たん、怖たん』て言って逃げる」ことを提案しつつ、「ゾンビランは絶対楽しいと思うし、ゾンビになって追いかけたいなぁと思うので、怖たんな思い出作ってくださーい」と、アピールした。
9月19日、大阪府・舞洲スポーツアイランドにて、ファンランイベント「ゾンビラン2015 in大阪」を開催する。
また、11月~12月には、関東上陸予定












