8人組ガールズユニット『PASSPO☆』が23日、東京・エソラ池袋内のHMVでアーティストブック『PASSPO☆の脱皮』（エムオン・エンタテインメント）発売記念イベントに登場した。
『PASSPO☆』約3年ぶりのオフィシャルブックで、約80ページにおよぶランジェリックな姿を披露したり、これまでの活動を振り返る10時間におよぶロングインタビューなど、“脱皮”というテーマにふさわしい今までに見たことのない彼女たちが楽しめる。この日、イベント前に開かれた会見には藤本有紀美（23）、森詩織（22）、玉井杏奈（20）、増井みお（20）、根岸愛（22）、槙田紗子（21）、岩村捺未（23）、安斉奈緒美（23）が出席した。
それぞれの個性が出ている衣装で登場した彼女たち。本作へメンバー一同3年ぶりのリリースに思い思いの声を上げつつ、根岸は「今年は新体制になったので、新たに一皮むけていきたいと思ってこのタイトルを付けました。それに『PASSPO☆』の6年間のすべてが詰まった内容なので、3年前に見せられなかった6年間が詰まってる。今まで応援してくれた方はもちろん、これから応援して頂ける方にも『PASSPO☆』一冊丸わかりになっていると思っていますので、すべてが詰まってますね」と、込められた思いを。
さらに、本書を作成したことにより、「6年間やってきて、やっと自分たちのやるべきこと、方向性が決まって来たなって。昔の迷走していたことも書いてあるし、やるべきことが定まって成長できた」と、根岸。
では、これまでの歴史で印象深いエピソードへは、玉井は「まこっちゃん（奥仲麻琴）が抜けた時には持ち曲70曲くらいを全部やった。あのつらさ2度と忘れない。あれは歴史に残るフライトでした」と、しみじみ。“つらい”という部分にツッコむと、全員で「楽しかったです！」と釈明し、根岸が「楽しかったですけど、体がつらかったんです」と、補足も。
本書の出来については、と「いいんじゃないすか！」「最高ですよ！！」との楽しげな声が飛び交い「一番のお気に入り？」と尋ねると、「もちろん！」と自信。森は「プロデュースページみたいなのもあって個々の個性が出てて共感してもらえると思います」と、アピールした。
タイトルにかけてグループで脱皮したいことを尋ねると、安斉が「羽をつけて自分で飛びたい」と、夢のような話をしたものの、他のメンバーから「だめだよ自分で飛んだら飛行機乗れなくなっちゃう」「設定があるもんね」と、現実的なぶっちゃけ話が飛び出し、報道陣を爆笑させ、根岸は「ここまでやったら怖いものはないかな」と、すかさず空気をまとめるトーク力を発揮した。
それぞれ個人的に脱皮したいことを挙げてもらうことに。「もっとパフォーマンス力を上げたい」（藤本）、「向上心がいますごいあるのでもうちょっと上がっていければ」（森）、「大人からの圧に負けず羽ばたいていきたい」（玉井）、「いろんなことを吸収したい」（増井）、「やったことのないことに挑戦したい。いつかは作曲とかもしたい」（根岸）、「大学を卒業したい」（槙田）、「『PASSPO☆』を始めて太ってきたのでしゅっとしたい」（岩村）、「世界に広がるような『PASSPO☆』になりたい」（安斉）。
また、先日、槙田がツイッターを乗っ取られ公式サイトでも注意喚起がされる事態が生じたが、そのことを尋ねると関係者が制止するなかでも根岸は「すいませんお騒がせしました。ご心配をおかけしました。（乗っ取られた際に）書かれていることは真実ではありません。私たちも落ち込んだりとかしていません前向きに頑張っていますのでよろしくお願いします！」と、キッチリ対応。全員今後もツイッターは続けていくと話していた。
『PASSPO☆の脱皮』は3500円（税別）で好評発売中！
