ヘビーメタルバンド『SEX MACHINEGUNS』が、ドラマー・KEN’ICHIの脱退に伴い4月28日のツアーをもって活動を一時休止すると、8日付の同グループオフィシャルホームページで発表された。
「SMGより重要なお知らせ」とのタイトルで発表され、「今後の活動に関して、およびSEX MACHINEGUNS活動休止期間中のメンバー個々の活動につきましては、引き続きオフィシャルサイトにてお知らせいたします」としている。
このことにKEN’ICHI本人からもコメントが発表され、「4年半、SEX MACHINEGUNSの一員として活動させてもらってきましたが、その中で、自分の本当にやりたいこと、全部を注ぎ込める音楽、というのと、SEX MACHINEGUNSとして活動していくこと、というものに差が生まれてきました」と、音楽の方向性の違いを挙げるKEN’ICHI。
葛藤もあったそうだが、「このような思いを持ちながらSEX MACHINEGUNSの一員としてこれから先もずっと活動をしていくことが、自分にとっても、バンドにとっても、もといSEX MACHINEGUNSを愛して下さっているファンの皆様にとっても、とても良くないことだと思い、今回この決断をさせて頂きました」と、心情を明かす。
「SEX MACHINEGUNSは更なる高みを目指していかなければいけないバンド。そんな中で活動して参りましたが、その中に一人でも、違う思いを抱えているが為にそこに全勢力を注げない人間がいたのでは、バンドが高いところに行けるはずがありません。それを踏まえ、メンバーとも話し合った結果の、今回の決断です」としている。
なお、今後、KEN’ICHIが参加するライブは、4月24日に東京・新宿LOFTでの『SHINJUKU LOFT 13/35th Annivasary』と、4月28日からスタートする全国ワンマンツアー『SEX MACHINEGUNS TOUR 2012?春なのに?』、6月に韓国で行われるファンクラブイベントになるという。
『SEX MACHINEGUNS』は愛媛県への『愛』を歌った『みかんのうた』やファミレスでのやりとりをつづった『ファミレス・ボンバー』などの楽曲で知られている。