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「ハマトラ」シリーズ劇場版&SDアニメシリーズ制作決定!ハマトラ Fes.で発表

「ハマトラ」シリーズ劇場版&SDアニメシリーズ制作決定!ハマトラ Fes.で発表
『Re:␣ハマトラ Fes. 2015 Spring』が開催!

 『Re:␣ハマトラ Fes. 2015 Spring』が7日、千葉・舞浜アンフィシアターで昼と夜の2部で開かれ、ナイス役・逢坂良太、ムラサキ役・羽多野渉、はじめ役・加藤英美里、アート役・神谷浩史、バースデイ役・福山潤、マオ役・江口拓也、モモカ役・緒方恵美、コネコ役・安野希世乃と『ハマトラ THE ANIMATION』『Re:␣ハマトラ』OPテーマ担当アーティスト・kzが登場し、司会はスリー役・村瀬克輝が務めた。

 ステージ上には、『Re:␣ハマトラ』オープニング映像を想起させるような煉瓦模様の壁。そのセンターには、『Re:␣ハマトラ』のタイトルロゴが大きく描かれているという凝った作りに。イベントの幕開けは、そのタイトルロゴがペイントされた扉が左右に開き、キャストそれぞれが演じるキャラのセリフを言いながら舞台へ登壇するという粋な演出。キャストが登場する度に、会場は多くのファンからの黄色い歓声が飛び、昼・夜ともに満席のなか大盛り上がりの中でスタートを切った。

 全キャストがステージに出そろったが、1人だけライオンのマスクを被って村瀬が登場。ハニーからの命令で、本イベントのMCを担当することを発表。続いて、本日出演していないレシオの全身スタンディが舞台上に登場し、別途用意されたボイスレコーダーから、レシオ役の中村悠一のあいさつが再生され、場内は沸くことに。そのボイスレコーダーには中村の声が複数収録されており、イベント中に披露されるとし、操作ボタンは、相方であるバースデイ役の福山に託された。

 そして、コーナーへ。最初は『Re:␣ハマトラ名シーンセレクション』と題して、ファンがセレクトしたお気に入りのシーンとなり、第1話より、「はま♡とら」(仮)パートや、第7話より「ムラサキが入院しているシーン」、同じく第7話より「バースデイが滑る場面」では、おまえ、逃げる気か!?」「負けるなバースデイ」など、レシオのボイスが多様されていた。

 次のコーナーは、『ハマトラ調査ファイル!今だから言えるこんなこと』へ。オリジナル作品であるがゆえにお蔵入りになったマル秘資料がたくさんあるというハマトラの裏話を初公開され、まずは、キャラクターの初期設定と新規設定の比較から始まる。最初に、コネコの設定が登場し、現在よりも大人っぽい、サングラス姿の設定が披露され「お金が大好きな設定は変わらないが、最初は探偵の卵という設定だった」と、安野。

 ほかにも、マスターの初期設定は犬人間で、髪の毛もある設定画もあり、これにはキャスト一同から驚きの声も。マオの初期設定は「おじいちゃんの設定で、最初は、どう演じようかと戸惑っていたが、少しずつ現場で作っていった」と、江口。バースデイに至っては、福山から、「レゲエっぽいお兄ちゃんだなというのが第一印象。最初は、ただのイベント屋で名前も無かった。タトゥーの位置など、細かいところは変わったが、基本は変わってない」といい、「福山さんに寄せて行ったそうです」と、村瀬もうなずく。

 コーナーはまだまだ続き、クイズなどを経て、オリジナルの書き下ろし朗読劇『真っ白な夢』、kzによるOPテーマ『千の翼』、羽多野による『ハマトラ』EDテーマ『Hikari』などで魅せた。

 終盤には、3つの重大発表が。1つ目は、『Re:␣ハマトラ Fes. 2015 Spring』のDVD化。2つ目は『劇場版ハマトラ』の制作。3つ目は、SDアニメシリーズの制作決定というもの。さらに、夜の部では、昼の部にはなかったサプライズもあり、会場に、バースデイソングが流れると、ステージにムラサキのイラストが入ったケーキが運ばれ、羽多野のバースデイ・サプライズが。神谷と福山からケーキを食べさせてもらう羽多野に、歓声が沸きあがり、ケーキ頬張ったまま、驚きと感謝の気持ちを語っていた。

 最後に、江口は、「みなさんの前で新作発表をしたこの場に入れたことが嬉しいです。マオはいったい何者なのか、僕が一番知りたいです。あれだけ人命にかかわる情報を持っているので、相当なミニマム能力を持っているはずなので、ぜひ観たいです!」とコメントを寄せると、安野は、「きょうのイベントが終わったら、本当に『ハマトラ』を卒業しなきゃいけないのかなと思うと、しんみりしていましたが、劇場版やSDアニメが発表され、引き続き、みなさんと接点を持っていけるのが嬉しいです!」と、大喜びしていたという感想を。

 福山も、「バースデイ役として『ハマトラ』にかかわらせて頂いて、オーディションから考えたら2年、みなさんとも長い付き合いですが、このように楽しいステージを作り上げることも出来て、劇場版、SDアニメと、まだまだみなさんと作品作りができて嬉しい限りです」と、喜びの声を寄せる。

 神谷は、「袖からkzさんのカッコいいパフォーマンスや、羽多野くんの『Hikari』を観ていて、『ハマトラ』のいろんな思い出が走馬灯のように蘇りました。アートはまじめなキャラなので、面白いところには関わりにくかったのですが、今回の朗読劇は、夢の中のということで、アート幅の広さを見てもらえたのが嬉しいです。こうやって大勢のお客さんに来て頂いたということは、たくさんのみなさんに受け入れてもらっているんだなということが確認できて本当に幸せな時間でした」と、喜びを噛みしめると、加藤は「久しぶりに、いろんなキャラクターに再会できてとても嬉しかったです。はじめは、始めから一番変わらないキャラクターでしたが、そんな変わらないはじめちゃんをずっと演じて行けるのが嬉しかったです。劇場版、SDアニメと決まりまして、みなさまと楽しい作品づくりをできたら嬉しいなぁと思います」と、しみじみ。

 そして、羽多野は、「『ハマトラ』は音楽や、ラジオをやらしてもらったり、非常い深い出会いがあった作品でした。初期設定から変更を重ねてストーリーが出来あがって、全員が悩みながら、キャラクターと向き合っていた日々だったので、『Hikari』を歌いながら、そんな思い出が蘇えりました。ムラサキが面白キャラになっているのは、羽多野さんが演じてくれたからと言われたり、『Hikari』も羽多野さんが歌うことで面白い要素が組み込まれたと言われて嬉しかったです。また、キャラクターを通してお会いできるのを楽しみにしています」と、コメントを寄せると逢坂は、「大先輩方ばかりの現場で、先輩方に、たくさんのアドバイスをもらい、いろいろと考えさせられる作品でした。あっという間でしたが、作品を通して、少しだけでも自分が変わったような気がしています。劇場版、SDアニメで、またナイスを演じられるのが嬉しいです。またこうやって全員そろってお会いできることを信じているので、『さよなら』は言いません。『また逢いましょう!』」と、会場に呼びかけた。

 コメントを終え、観客へ向け、キャスト全員から「ありがとうございました~!」のお礼の掛け声で、大盛況のうちにイベントの幕を下ろした。

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