アニメ『弱虫ペダルGRANDE ROAD』テーマソングライブが8日、東京・渋谷のタワーレコードで開かれ『ROOKiEZ is PUNK’D』、『MAGIC OF LiFE』、『LASTGASP』がそれぞれ熱いパフォーマンスを繰り広げた。
まず会場に飛び出してきたのは『ROOKiEZ is PUNK’D』。いきなり第2期第2クールOP『リマインド』からスタートとなり、場内は歓声で迎え、第1期第1クールOP『リクライム』、第2期第1クールED『リアライズ』と続き、場内も一体となって歌い上げる場面も見られた。
MCでは、ボーカル＆ギターのSHiNNOSUKEが、「テレビで自分たちの曲が流れるのは嬉しいけど、こうやって直接自分たちの音楽をみんなが聴きに来てくれることが一番嬉しいんだなって。本当にありがとう」と、感慨深げ。東宝宣伝担当の下山氏とのトークでは、SHiNNOSUKEが『リマインド』の楽曲作りにプレッシャーを感じていたということを明かし、「過去の自分達の曲を超えないとというプレッシャーがありました」と、告白すると、U、RYOTAともにそうでもないという感じの反応で「俺だけが感じてたみたいです」と苦笑いを浮かべることも。
さらに、アニメ『弱虫ペダル』は楽曲ありきでOPアニメを作っているそうで、『リマインド』の歌詞とどうリンクしているか分析するコーナーでは、SHiNNOSUKEが「恐怖心のところは京都伏見の京伏のように聞こえるように歌っています…嘘ですけど」と、茶目っけたっぷりのトークで沸かせたり、「こうしてくださいと言っていないのにアニメになるとそうしてくれて」と、感謝の言葉を寄せる。
サビの「♪アスファルトの味忘れないぜ」の部分へは、実は鳴子章吉を思って作ったと明かされ、SHiNNOSUKEは“鳴子劇場”回で「鳴子が頑張って頑張り尽くして。ほかのチームもそうですけど、力を出し尽くしてアスファルトに倒れていく、そういうシーンがグッと来るんです」と、秘話を披露。すると下山氏も、「実はテストのときから、役者さんが泣き始めて、マネージャーさんも泣いてたんです。鳴子役の福島潤さんはこのアフレコが終わった後に軽く酸欠になるくらい出してました」と、裏話を披露していた。
2番手で登場したのは『LASTGASP』。第2期第1クールOP『Determination』で観客のボルテージを上げると、『弱虫ペダル Re:RIDE』の楽曲『Days』で観客とのコールアンドレスポンスのように掛け合うなど熱の込もったやりなどで魅せた。
MCでは『Days』について、ボーカル＆ギターの岡田勇希は、「完全に荒北（靖友）の曲です。セリフも歌詞に入ってます」と、明かされることに。さらに、ベース＆コーラスの高山晴朗は京都伏見の御堂筋翔の幼少時代のシーンがお気に入りと話すと、下山氏からは、その回のアフレコについて「その日は小野田坂道役の山下大輝くんの出番はなかったんですけど、アフレコを観に来ていて、（御堂筋役の）遊佐（浩二）さんの演技を観て泣いてて、2日目も御堂筋くんを応援してた」と、暴露話も飛び出していた。
そしてこの日のトリを飾ったのは『MAGIC OF LiFE』。第1期第2クールOP『弱虫な炎』から始まり、第1期第2クールED『I’m Ready』、そして第2期第2クールED『栄光への一秒』と、熱いメッセージの込められた楽曲と汗の光るアツいパフォーマンスで沸かせた。
MCでは、ボーカル＆ギターの高津戸信幸は、『弱虫な炎』の作曲したときのことへ、「自分のなかの臆病な弱虫みたいなものと格闘するという感じで書きました」といい、『I’m Ready』は、「オーディエンスの方の声援だったり、仲間の声援だったり、こちらも自分との格闘のようは感じで書きました」と、話していた。
ラストは全員が一斉に登壇し、SHiNNOSUKEは「いつも弱虫ペダルのイベントでライブをやらせてもらうと本当に楽しくてさ、まだまだみんなとこれからも一緒に遊んでいきたい」というと、岡田は「またここに立ててみなさんと遊べたのが本当に楽しくて、また楽しいことをやりたい」と、メッセージを寄せ、高津戸は、「ワクワクするようなことをいろいろ考えていて、地元栃木でフェスをやったりとか考えているんで観ていてくださいね。また会いましょう！」と、呼びかけていた。
