【アカデミー賞】[新人賞]福士蒼汰、「日本の映画界をみんなで盛り上げて、頑張っていきたい」

　俳優・福士蒼汰（21）が27日、東京・グランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」で、『第38回日本アカデミー賞』授賞式が行われ、新人賞を受賞した。

　総合司会者は、昨年度の最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞のW受賞となった女優・真木よう子（32）と、2年連続の司会となった俳優・西田敏行（67）が務めた。

　福士は、2年前のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で、幅広い人気を獲得。特撮ヒーローを演じる人気俳優に扮した『イン・ザ・ヒーロー』では、見事なアクションを披露。人気コミックを映画化した『神さまの言うとおり』、少女マンガの映画化で学校一のモテ男を演じた『好きっていいなよ。』では主演を務め、映画をスマッシュヒットに導いた。

　福士は、「このような名誉ある賞をいただき、本当にうれしく思っております。『好きっていいなよ。』では、同年代のキャストの皆さんと切磋琢磨しながら撮影することができ、『神さまの言うとおり』では、初めて国際映画祭に出席することが出来ました。そして、『イン・ザ・ヒーロー』では、尊敬する唐沢寿明さんと共演することができ、とてもいい時間、いい経験になりました。すべての関わってくれた方、観てくれた方に感謝をいいたいと思います。これからも日本の映画界をみんなで盛り上げて、頑張っていきたいと思います」と、熱く語った。