人気7人組アイドルグループ『関ジャニ∞』の横山裕(33)、渋谷すばる(33)、村上信五(32)、丸山隆平(31)、安田章大(30)、錦戸亮(30)、大倉忠義(29)が29日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第65回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。
一昨年、『関ジャニ∞』に縁のあるCDデビュー8年目にして悲願の紅白出場を果たし、昨年は『紅白2度目! 呼ばれて飛び出てじぇじぇじぇじぇ!!』と、朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の人気フレーズ『じぇじぇじぇ』が入ったものだったが、今年は歌唱曲『オモイダマ』は、夏の第96回全国高校野球選手権大会をダイジェストで紹介する番組『熱闘甲子園』(ABC・テレビ朝日系)テーマソングにもなった。
囲み会見になると丸山は、「すいませんこのたび、『関ジャニ∞』の広報部長に(きょうから)なったんです」と、報道陣におもむろに名刺を配りだす。8づくしで200枚刷ったというその名刺は「きょうのためだけでなく、今後機会があれば」と、配る可能性もあるそうで、「まだまだ可能性のある『関ジャニ∞』をよろしくお願いします!」と、呼びかけた。
その名刺は司会を務める『嵐』や吉高由里子にも配ったそうだが、『嵐』メンバーの反応はどうしていいか分からかないという感じのものが返ってきたのだとか。今後もその広報部長を続けるのかについては、「事務所からGOが出れば。きょうの結果を持って帰れれば」と、ビジネスライクなトークを繰り広げて、盛り上げた。
紅白への意気込みへ、渋谷は「CDデビュー10周年で紅白に出させて頂けるというのは嬉しいので、1年間で感謝の気持ちを表現できれば」と、メッセージを寄せる。すると報道陣がジュニア時代との紅白とは違うかと問うと、横山は「こんなに顔変わるねやというくらいです」と、しみじみ。
『オモイダマ』のパフォーマンスでは高校生200人も壇上に上がるそうで、丸山は「今回のシングルでも一緒に演奏してくれた方へも、生の音を届けていきたい」と意気込み、大倉は、「いつも紅白は元気のいい曲だったんですけど、今回は『オモイダマ』という僕らの曲を歌えるというのも嬉しい1つ」と、喜びをかみしめる。そして、安田は「『オモイダマ』をこういう舞台で歌わせて頂けるのは贅沢だし、こういう歌を歌う『関ジャニ∞』もいるんだぜというのもあります」と、感慨深げだった。
「素敵な1年の締めくくりになればいいなと思います」と締めつつ、丸山が「またお会いすることがあれば!」と、“営業”らしい茶目っけたっぷりな様子を見せその場を後にしていた。